2007年9月20日(木)付

30年ぶりお囃子競演 美麻大塩 3地区合同 移住者も参加

 大町市美麻大塩の富士浅間神社で22日に開かれる例祭の宵祭りで、約30年ぶりに3地区合同のお囃子(はやし)が披露される。例年は年番の1地区のみが担当するお囃子だが、近年の人口減少が続く中、地区全体で祭りを盛り上げようと企画。当日は移住者参加で演奏する地区もあり、住民総出で伝統行事をつくり上げる。
大町の園児 黒部ダム見学 峡谷の自然に歓声

 大町市のかえで、どんぐり、みあさの各保育園児約60人は19日、立山黒部アルペンルートの黒部ダムを見学した。環境保護への理解と子育て支援を目的に、関西電力黒四管理事務所が昨年に続いて招待。園児たちは晴天の空の下で、紅葉間近の黒部の自然に歓声をあげていた。
親子で楽しくミニ運動会 大町社 なかよし広場

 未就園の幼児とその保護者を対象にした大町市社公民館の親子教室「なかよし広場」は19日、公民館に隣接するB&G多目的グラウンドでミニ運動会を開いた。
約20組の親子が参加し、入念な準備体操のあと「かけっこ」や「おやつひろい」、途中で手紙を拾い「お母さんにおんぶ」など、書いてある内容に従ってゴールする「やぎさんゆうびん」など6種目を楽しんだ。
学校給食味わい理解 小谷村公民館が試食会

 小谷村公民館は19日、村民を対象にした初の「給食試食会」を小谷小学校で開き、未就学児の子どもを持つ母親や地域のお年寄りなど約40人が参加して、子どもたちが日ごろ食べている給食を味わいながら学校給食への理解を深めた。
歴史に幕 惜しむ声 JA池田支所 取り壊しへ

 アールヌーボー様式で造られ、築70年以上の歴史を持つ池田町のJA大北池田支所が今月末、老朽化により取り壊される。カメラやビデオを手に支所を訪れる人が後を絶たず、価値ある建物の取り壊しを惜しむ声があがっている。20日午前9時から午後5時まで支所内見学会が行われる。
 同支所は昭和5年、同町産業組合が巨額を投じて、地上3階、地下1階の社屋として建設した。ヨーロッパを思わせる外観、天井部にしっくいを使うなどの豪華な建物。2階部分は当時結婚式場としても使われていたという。
「ケニアでエイズ対策」意欲 穂高の林さん 海外協力隊に

 独立行政法人国際協力機構(JICA)が派遣する青年海外協力隊でケニアにエイズ対策で訪れる安曇野市穂高の林喜美さんは18日、同市豊科の安曇野市役所本庁舎に平林伊三郎市長を訪ね、派遣先での抱負を述べた。
青年海外協力隊は政府開発援助の一環として行われる外務省所管のJICAが実施する海外ボランティア派遣制度。募集年齢は20−39歳で、農林水産、教育、保健衛生などがあり、これまでに80か国に3万人の隊員が派遣されている。
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