2007年11月3日(土)付

芸術の秋 彩る文化祭

大町で展示発表


 芸術の秋を彩る・大町市文化祭(同市、市教育委員会主催、大糸タイムス社など後援)の展示発表が2日から、市文化会館などで始まった。今年は美麻、八坂を含めた市全域の行事を「市文化祭」と位置づけ、先月末から12月まで約1か月間にわたり開催。各会場で作品展やステージ発表など、市民の多彩な文化・芸術活動が披露されている。
池田、白馬も多彩

 大北地域で文化祭のシーズンを迎えている。池田町と白馬村では2日から3日間の日程で始まった。住民の力作が会場を飾り、来場者を楽しませている。
県知事賞に山本さん 大町で菊花展表彰

 大町市文化祭の菊花展が2日から、市文化会館西側駐車場で始まり、市内愛好家や小学生が丹精込めて育てた約200鉢が会場に秋の彩りを添えている。同日には表彰式も行われ、競技花の部で県知事賞に輝いた山本宣さんら優等首席の11人に賞状が手渡された。
「オオカエデ守ろう」 池田 募金者に葉のしおり

 池田町観光協会などは、衰退化が進む大峰高原のオオカエデを保全するための基金づくりに本格的に乗り出す。3、4の両日は、オオカエデ周辺で募金活動を展開。協力者にはオオカエデの落ち葉の同協会手作りのしおりをプレゼントする。
 同協会職員たちは、落ち葉を拾い、ラミネートフィルムで加工したしおりを制作している。「名木を後世に残したい。オオカエデを守るための取り組みに役立てたいのでぜひ協力を」と支援を呼びかける。
消防協力にお墨付き 安曇野で表示証制度

 消防団員減少傾向が全国的に進むなか事業所職員が消防団に入団しやすく、活動しやすい環境づくりを図るため安曇野市は消防団協力事業所表示制度を始めた。平林伊三郎市長は1日、第1号となる同市穂高北穂高、車体整備工場オートテック代表で同市消防団長の林安男代表に表示証を手渡した。平林市長は「これがきっかけになって制度が充実するようにしたい」と激励した。
スキー場再生へ意見交換 小谷 モデル事業で会合

 小谷村のことし県に採択された温泉地・スキー場地区再生モデル事業で、村スキー場地区再生協議会(松澤貞一会長)は1日、2回目の会合を村役場で開き、村内3スキー場地区からの提案を受け、アドバイザーらと意見交換した。
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