2007年11月9日(金)付

鳥獣害防止策を検討 生息環境管理が重点 大町

 猿害対策など全国各地の取り組みを紹介し、知識や技術を習得する関東地域農作物鳥獣害防止対策技術検討会が8日、大町市文化会館で開かれ、30都府県から農業団体、試験研究機関などの関係者ら約300人が参加した。
北の安曇野 穏やか立冬 大町市中綱お菜洗い

 8日は「立冬(りっとう)」。二十四節気の1つで、暦の上ではこの日から冬の始まりとなるが、北の安曇野は、朝は冷え込んだものの、日中は暖かな日が差す穏やかな天候となった。 大町市平中綱の民宿では、立冬の前後の2週間が「お菜洗い」のピークを迎える。初冬の風物詩ともいわれ、冷たい水で野沢菜を洗い大きなおけに塩漬けする光景があちこちで見られる。
「ハーブの女王」花畑整備 池田 カミツレ研究所が鍬入れ式

 池田町広津のカミツレ研究所(北條晴久代表取締役社長)は、施設西側斜面約1・1fに新たに「ハーブの女王」と呼ばれるジャーマンカモミール花畑を整備している。苗の植栽もほぼ完了しており、来年6月には一面を白いかれんな花が覆い尽くし、甘酸っぱい香りを漂わせる。現地で8日、関係者ら約30人が出席し、鍬(くわ)入れの神事が行われた。
 
伝統 牧ダイコンで食育 安曇野市穂高で収穫作業

 伝統的な郷土野菜の牧ダイコンを食育に生かそうと、JAあづみ女性部西穂高支部(海川ゆう子支部長、40人)は8日、安曇野市穂高牧の畑で育てたダイコンの収穫作業を行った。約5eから約3000本が取れ、ほ場での直売も行われ漬物用ダイコンとして出荷される。 牧ダイコンは古くから標高700b前後の同地区で漬物用として栽培され、寒暖の差が大きいことから食味が良いとされる。同支部では部員が所有する畑で昨年から栽培を始めた。
碌山版画カレンダー展 穂高東中石垣学級が製作

 安曇野市穂高東中学校(二木治樹校長)特別支援学級の石垣学級碌山版画カレンダー25年の歩み展は13日まで、同市穂高、碌山公園研成ホールで開かれている。石垣学級が製作した昭和49年(1974)から来年のカレンダーまでを一堂に展示してこれまでの製作の歩みを披露している。
世代超えそば交流 白馬メディアで祭り

 白馬村の介護老人保健施設、白馬メディア(城西医療財団、宮城彰施設長)は8日、そば祭りを開いた。同村の新田そばの会(宮田温巳会長)と小谷村の栂池そばの会(西澤敦子会長)の会員合わせて12人がボランティアで訪れ、利用者ら80人とそばを通じて世代を超えて交流した。
会員らは利用者が見守る中、そば打ちを実演。利用者や職員は、会員の指導を受けながら、粉の練り上げやそばに切り分ける作業をともに体験した。
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