2008年7月5日(土)付

“ミニ歌声喫茶”楽しむ 松川 友の会懐かしの歌練習
 松川村のまつかわ歌声友の会が企画する「まつかわ歌声喫茶」の「ミニ歌声喫茶」は2日、同村公民館で開き、約70人の会員が練習を兼ね懐かしの歌11曲を合唱、10月の本番に向け歌声喫茶を楽しんだ。
 会員は須沢恭子さんのピアノに合わせて「川の流れのように」や「みかんの花咲く丘」などを合唱。手拍子でリズムを取りながら懐かしむように歌っていた。本番に向けては担当係を決めたりチケットが完成するなど準備が進んでいる。

美麻モチーフ舞台公演 大町でNPOが「約束の水」
 かつての集落から移転が進み無人となった大町市美麻の高地地区をモチーフとした、NPO法人現代座=東京都=の舞台「約束の水」の大町公演は2日、大町市文化会館で開いた。物語のふるさとの地での初公演を通して、来場者は地域の課題を再認識し、豊かな農山村の魅力を思い起こしていた。
 主人公の日系ブラジル人・ミツコが祖国の廃村を訪れ、祖母の思い出のわき水を訪ね、かつて農村で暮らしていた老人やその家族と出会う物語。舞台にはどこか懐かしい農村がセットで再現され、雪形を引用する場面や、変わりつつも残る自然などを織り込み、「水」の豊かさを軸に高齢化や山林の荒廃などの課題を盛り込んだ。
サミット前「警備協力を」 小谷で呼びかけチラシ配布

 7日から開かれる北海道洞爺湖サミットを前に、大町警察署と新潟県糸魚川警察署は3日、小谷村の道の駅おたりで、サミットに乗じたテロやゲリラを未然に防ぐための両県合同の警戒活動を実施した。両県の県境に近く、多数の人でにぎわう施設前でチラシを配り、ドライバーや観光客らに「サミット警備にご協力下さい」と呼びかけた。
仮装パレードで幕開け 大町高の白嶺祭
 大町市の大町高校(藤井義道校長)の学校祭「第61回白嶺祭」(花岡洸生徒会長、平林昌幸実行委員長)が4日から始まり、校内祭や仮装の市中パレード、前夜祭が行われた。
 今年のテーマは「飛光〜繋(つな)がって輝く光の渦〜」。一般公開は5、6日午前10時から。一般参加のゲームや食堂喫茶を開き、広く地域住民の来場を呼びかけている。
 仮装パレードでは、水着や映画キャラクターなどの衣装に身を包んだ生徒約90人が、街頭清掃をしながら、同校から信濃大町駅までを練り歩いた。「白嶺祭」の掛け声に、沿道には見物人が詰めかけ、コミカルな姿にカメラを向けていた。
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7月の一覧
広がる交流 米国高生来市 立川の姉妹都市から大町に

 大町市の姉妹都市・東京都立川市と姉妹都市交流する、米国カリフォルニア州サンバーナディノ市の高校生4人は3日から、大町市を訪問している。6日までの4日間、ホームステイで滞在し、近隣見学や中学生との交流で大町の人々と触れ合う。
池田ビストロカモミール 一周年 飛躍誓う

 池田町農産物加工組合(片瀬敦子組合長)が運営するレストラン「ビストロカモミール」の開店1周年を記念したレセプションが3日、同店で開かれた。新メニューに加える予定の「信州サーモンと長芋のムース」などの料理で、招待客約20人をもてなし、さらなる飛躍を誓った。