2008年7月15日(火)付


森の食材に着目 大町でシンポジウム
 大北地域で里山再生に向けた活動などを展開する大町市を中心とした有志でつくる「森づくり人づくり22」(平林昭光代表)は13日、「自然の恵みを食卓に」をテーマに掲げたシンポジウムをいーずら大町特産館で開いた。市民ら約50人が参加し、自然の恵みがもたらす効果について理解を深めた。 茅野市蓼科でハーブショップ「蓼科ハーバルノート」を経営する萩尾エリ子さんが講演。自家栽培したハーブを使ったオリジナルレシピを紹介しながら、「香りや味が元気づけ、癒やしを与えてくれる。力が強い食材」とハーブの魅力を語った。
小谷 雨飾山に夏シーズン 到来祝い安全祈願
 小谷村中土の中谷開発委員会(相沢誠男会長)は13日、同村雨飾荘駐車場で小谷温泉・雨飾山高原の夏山開き安全祈願祭を行い、夏山シーズンの到来を祝った。
 地元関係者や山愛好家など多数が参加。祭壇に玉ぐしをささげ、夏山の登山者の安全を願った。 神事のあとは同会の有志でつくる「大渚山に登る会」の主催で、大渚山への記念トレッキングが行われた。 大渚山は同村鎌池の北西にある標高1566bの里山で、難所も少なく初心者でも気軽に登山が楽しめる山として人気を集めている
一流選手が手ほどき 豊田自動織機女子ソフト大町で
 大町市で合宿を行っている日本女子ソフトボールリーグ1部の強豪チーム「豊田自動織機女子ソフトボール部」による技術講習会が13日、市運動公園野球場で行われた。大北地域の小中学生ら男女約60人が参加。一流選手の手ほどきを受けるなか、ソフトボールの魅力を再確認した。 参加者たちは、選手のアドバイスをもらいながら守備やバッティング練習に汗を流した。オリンピックに3大会連続出場し活躍した高山樹里投手らはピッチングを指導。腕の振り方など球威を増すために必要なポイントを実践を交えながら教えていた。
厳しい練習の成果披露 大北 消防ポンプ、ラッパ大会
 平成20年度大北地区消防ポンプ操法、ラッパ吹奏大会が大町市のサンアルピナ鹿島槍スキー場中綱駐車場で開かれた。大北地域の5消防団が県大会への出場を目指し、連日連夜の厳しい練習の成果を披露した。ポンプ車操法は松川村、小型ポンプ操法とラッパ吹奏は大町市が優勝を飾った。 北アルプス広域消防本部消防指令長ら審査員の視線を浴びるなか、各団を代表するチームが的確な技術を繰り広げた。ポンプ車操法の部では、威勢の良い掛け声を合図に、ホースを手際よく連結させ、目標物めがけ放水していた。
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7月の一覧
釣り大会でバス駆除 北安中部漁協 農具川で
 北安中部漁業協同組合(猿田勝文組合長)は13日、ブラックバス駆除を目的とした恒例の釣り大会を大町市内を流れる農具川で開いた。市内や近隣市町村から約30人が参加し、日本在来魚に壊滅的被害を与える外来魚ブラックバスの魚影を追いかけた。
 参加者たちはブラックバスが好むドジョウやミミズをエサに、よどみを狙いキャストを繰り返していた。
 同大会は6年前から年に数回開催している。
せぎたどり歴史理解 小谷土谷 住民が散策

 小谷村土谷地区の土谷分館(清水映美分館長)は13日、「土谷せぎを歩く」イベントを開いた。地域住民ら30人余が参加して、せぎの上流から下流まで、昔ながらの道すじをたどりながら、地域の歴史と水について理解を深めた。