2008年7月17日(木)付


ブナ廃材でオブジェ作り 小谷っ子£n域の自然理解
 小谷村の小谷小学校(五十川崇校長)で16日、村についてさまざまな角度から学び、体験する総合学習「小谷っ子タイム」が行われ、児童が地域の自然などについて理解を深めた。 このうち「施設名所探検隊」と名づけた29人の児童は、同村雨飾キャンプ場でブナの廃材を使ったオブジェ作りを体験した=写真。 児童は高さ80aほどに切った直径35aほどの丸太を使い、グループごとに図案を考えて設計図を作り、キツネやウサギ、フクロウといった、キャンプ場の区画看板と同じ動物のオブジェの制作に取り組んだ。
ハスの花咲き競う 大町市平西原で見ごろに
 大町市平西原の新井文雄さん宅の減反田で、白やピンク色のハスの花が見ごろを迎えた。時折、市民や観光客らが立ち寄って、花を楽しんだり写真に収める姿が見られる。6年前に約50eの減反田に茨木県から取り寄せた種をまき、3年前には隣接する30eの田にも株分けした。ハスは「瓜紅茶碗蓮」「白紅茶碗蓮」などの品種で、水面を覆うように見事に咲き競っている。茎は高さ2bほどにも生育し、花の直径は大きいもので約30a、葉は50a以上にもなるという。
給食の現状視察 松川村議 小学校で試食
 松川村議会議員ら13人は子どもの食育問題や昨年の学校給食米飯を一般業者に委託したことを受け15日、同村松川小学校で給食試食会を開き、村の学校食育の現状を視察。地元産食材の使用頻度などの課題を話し合った。議員らは夏野菜のカレーと麦ごはんやサラダなど児童と同じものを試食。地元産食材がサラダに入っているキュウリのみにとどまっていることに対し食育委員会委員長白澤富貴子議員は「食材の規格や時季などを含めて、さらなる安定した食材の供給や安全性の問題を考慮なければならない」と話した。
白馬の吉田さん サミットで大役 各国首相に国産ワイン紹介

 白馬村和田野の白馬リゾートホテル「ラ・ネージュ東館」レストランマネージャーの吉田浩之さんは、洞爺湖サミットの食卓や晩さん会でソムリエを務めた。「夢のような出来事だったが、日本産ワインが国際舞台で紹介されることに喜びを感じた。つくり手の表情を思い浮かべ胸が高鳴った」と話す。
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7月の一覧
カモシカ赤ちゃん 一般に公開 大町山博
 大町市立山岳博物館の付属園は17日から、ニホンカモシカの赤ちゃんを一般公開する。誕生から1週間で園内を自由に歩き回れるようになった様子を見てもらおうと、多くの来場を心待ちにしている。
16日には報道関係者に先行公開され、赤ちゃんが母親の「オタリ」に付き添われ、園内の斜面を歩き回る様子や、母親が子どもを守ろうと周囲を警戒する様子を見ることができた。
役場見学 行政理解 池田小 町長と対面
 池田町の池田小学校(竹内彰校長)3年生児童40人は16日、社会科授業の一環として同町役場の各課や議場見学に訪れた。勝山隆之町長と対面した児童らは「これから町をどうしていきたいですか」「町長の仕事は大変ですか」と多くの質問を投げかけ、行政への理解を深めた。児童らは各クラス地区ごと6グループに分かれ議場で議会を体験した。児童の「町をどのようにしていきたいか」との質問に、勝山町長は「職員と相談してできる限りのことに努めます。美術館など子どもが楽しんでもらえるよう、工夫していきたい」と笑顔で受け答えていた。