2008年7月24日(木)付


信大生 地域ブランド調査 共同研究で課題探る 大町
 大町市と連携協定を結び、市の地域ブランド創出を共同研究で進めている信州大学人文学部の学生たちは、市内の地域づくりに取り組むキーマンらへのインタビューを進めている。地域に住む人が思い浮かべる地域のイメージや課題、資源などを掘り起こす。22日は、牛越徹市長らに話を聞いた。調査を実施しているのは人文学部文化情報論の中嶋聞多教授のゼミ生。今年度は大町市と、須坂市、信濃町と共同研究を進めており、学生がそれぞれ班に分かれて現地の調査に取り組んでいる。
地域産業知り社会貢献 白馬中 ゆり園で作業体験
 白馬村の白馬中学校1年生99人の学校キャンプが23と24の両日行われ、生徒が白馬の豊かな自然の中で交流を深めている。 同校ではことし、社会体験によって地域の観光を知り、社会の一員としてふさわしい行動を身につけようと、同村岩岳スキー場を初のキャンプ地に選んだ。生徒は初日に白馬花三昧(ざんまい)メーン会場の一つとなっている「白馬岩岳ゆりの園」で、ゆり園の手入れ作業や売店・リフト乗り場の手伝いを体験し、観光客とふれあいながら、地域の産業にふれた。
新堀金保育園完成祝う 地域間交流室設ける
 安曇野市の堀金保育園移転新築しゅん工式は23日、同市堀金烏川の安曇富士南側の現地で関係者約80人が出席して開かれた。地域で子どもたちの成長を見守る新保育園の完成を祝った。夏休み明けの8月18日から使用を始める。
堀金保育園移転新築工事概要は敷地面積2632平方b、建物は鉄骨造り平屋延べ約2632平方b、外部倉庫、プール、駐車場、駐輪場などを備える。3、4、5歳児が4クラスずつ、未就園児はゼロ、1、2歳がそれぞれ1クラスずつ。定員は260人。地域の人のための地域間交流室を設けた。
5か国語看板でルール徹底 白馬 外国人登山者増に対応
 白馬村観光農政課はこのほど、中国語や英語など5か国語で登山のルールなどを記した「外国語登山案内板」を猿倉、白馬、八方池の山荘3か所に設置した。外国人登山者が増加傾向にあることを受けたもので、ルールを把握することで、より有意義な山岳観光につなげる。 案内板のタイトルは「美しい日本の北アルプスへようこそ」。山中では決められた道を歩くことや、高山植物を採ってはいけないことなど、登山者のマナーを呼びかけ、登山届提出の徹底や、落石時の声の出し方も紹介している。
小谷村木「ブナ」に 住民アンケートで決定
 小谷村木がブナに決まった。全世帯を対象に行った村木指定アンケート結果をもとに、23日開いた小谷村合併50周年記念事業実行委員会(実行委員長・相澤保副村長)の6回目の会合で選考した。今後議会への報告を経て公示される。
 村木指定は、村合併50周年記念事業の一環で行われた。全1300世帯を対象に、6月から7月上旬にかけてアンケートを実施。寄せられた508回答のうち、ブナが142と最も多かった。115でケヤキ、94でトチ、89でナラと続いた。
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