2008年9月5日(金)付


重大交通事故防止を 大町市簗場 死亡現場で指導所開設
交通事故で3人が死亡した大町市の国道148号上ヤナバスキー場前で4日、交通指導所が開設され、交通安全協会や大町署などが通行する車に安全運転を呼びかけた。同市の交通死亡事故多発非常事態宣言を受け、関係各所が事故防止へ向けた啓発活動を続けている。安協平支部、美麻支部、市などから関係者26人が参加。待避所に車を誘導し、事故の状況と注意喚起を促すチラシなど300組を配布し、事故防止を啓発した。
風力体感 新エネに関心 小谷中 教授招き授業で実験
 小谷村の小谷中学校で4日、新エネルギー教室が開かれた。3年生約30人が参加し、うちわを使った風力発電への挑戦や、東北大学大学院環境科学研究科の新妻弘明教授による講義を通して新エネルギー導入の重要性を学んだ。 風力発電体験は、うちわの風のエネルギーを使い発生させた電気でミニカーを走らせた。 生徒たちは交代しながら、羽根めがけ勢い良くうちわであおぎ、ミニカーの充電を完了させた。廊下でレースが行われ、自身が起こした電力で前進するミニカーに大きな歓声を送っていた。
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9月の一覧
「敬老の日におすすめ」 大町図書館で特設展
 大町市立大町図書館(臼井正子館長)は30日までの、「敬老読書月間」に合わせ敬老の日におすすめの図書特別展を開いている。「心ゆたかに生涯学習」をテーマに、読書推進運動協議会がリストアップした26冊のほか、同館職員が選んだ30冊ほどの単行本や絵本などを紹介。読書や本選びのきっかけを提供している。同展は、貸し出しや返却などを行うカウンター前で実施。お年寄りをテーマにしたエッセー集や自伝、昭和の生活が写し取られた写真文学や懐かしの味の紹介など多種多様にわたって展示している。
5年間受賞作一堂に 穂高で有遊賞作家展
 穂高新聞販売主催の有遊賞受賞作家展は4日から8日まで安曇野市穂高、碌山公園研成ホールで開かれている。これまで5年間で有遊賞を受賞した16人の受賞作品と受賞後の作品1点ずつを展示して訪れる人の目をとめている。 有遊賞は同社が新進作家発掘と地域文化の発展を目指して5年前設けた。有遊賞は同社が経営するギャラリー有遊にちなんで名づけられた。中信地区に住む高校生以上のアマチュアを対象に募集し、主催者と地域の画家で審査し各賞を決めている。
仁科台中が職場体験 一日記者「仕事」学ぶ
 大町市立仁科台中学校の2年生約150人は4、5の両日、職場体験学習で市内外39の事業所を訪れ、さまざまな職業に触れている。大糸タイムス社には4日、松澤あいりさんが訪れ、取材から印刷まで新聞制作の現場を体験した。松澤さんは本紙記者の取材に同行し、大町温泉郷のホテル緑翠亭景水で、同じく職場体験をする仁科台中生徒5人を取材し、部屋の清掃などのホテル業務を手伝って接客業の心得を体験するようすを見学した。
天上の青=@一面に 松川で西洋アサガオ咲く
松川村川西の村営野球場斜面で、西洋種のアサガオ「ヘブンリーブルー」約700株が澄んだ青い色の花を咲かせ、厳しい残暑のなか、清涼感を漂わせ咲き誇っている。 約900平方bの斜面に3段に分けて植えられ、通常のアサガオと異なり、朝から昼過ぎまで花が楽しめ、霜が降りる10月半ばごろまでが見ごろという。なかには紫色の花も交じり、早朝には2色を同時に楽しむことができる。