2008年9月13日(土)付


国営公園活用法学ぶ 大町松川地区 開園前にセミナー

 国営アルプスあづみの公園の大町・松川地区の来春開園を控え、北安曇と松本の両地方事務所は12日、観光事業者や観光団体・行政など関係者向けの「国営公園開園活用セミナー」を大町市の同公園や松川村役場で開いた。地域の観光関係者約130人が、公園の概要や開園に向けて取り組むべきことを学んだ。
酒蔵を「芸術発表の場」に 大町 北安醸造で木彫展
 大町市相生町の北安醸造は12、13の両日、市内に住む木彫家・高橋貞夫氏の作品展を、同社の酒蔵の2階で開いている。古くから伝わる酒蔵の建物を開放し、地域とのつながりを深めようという初めての試み。同蔵では、地域に根ざした酒造りという観点から、酒造りを行わない時期に蔵の2階のスペースの利用法を模索していた中で、近くに住む高橋氏の協力を得て実現。市内3醸造会社の酒を歩いて飲み比べようというイベント「三蔵呑(の)み歩き」に合わせて開催した。
消防署見学大はしゃぎ 大町ひよこクラブ 救急指導も
 大町市の平公民館(傳刀孝男館長)の未就園児親子教室ひよこクラブは12日、北アルプス広域大町消防署を訪れ「消防署見学」を開いた。20組の親子が参加し、ふだん立ち入る機会のない施設で貴重な体験をした。 子どもたちが大好きな消防自動車や救急車を間近で見たり乗車体験させるとともに、小さな子どもが起こす突発的な病気やけがなどの応急処置法を学ぶねらい。同署の協力で実施した。
プロ奏者が小中生指導 平原さんコンサート前に
 大町市文化会館主催の「アキラさんとまこと君〜二人のオーケストラ〜」は12日、同文化会館で開催された。同コンサート前日の11日夜には、「まこと君」こと、世界屈指のサックス奏者・平原まことさんが、吹奏楽部員の小中学生を対象に指導を行った。大北地域の6中学校と1小学校から、楽器を手にした児童・生徒約40人が参加。「高音をきれいに出すには」「肺活量を鍛える練習法は」「毎日の基礎練習の効果的な方法は」など質問。平原さんは、サックスやクラリネットを実際に演奏して手本を示しながらアドバイスしていた。
心の病 地域で支えよう 白馬で集い 演奏会や交流
 大北地域の精神障害への理解や障害者の社会参加支援を進め、交流する「こころの健康を考える集い」が12日、白馬村を会場に開かれた。 管内5市町村の社会福祉協議会やボランティアグループ、障害者施設など関係団体の主催で毎年開催。ことしは当事者やその家族をはじめ、地域住民ら200人余が参加し、それぞれの活動発表と二胡の演奏会、交流会で、心の病に苦しむ人々を地域みんなで支えていく重要性について理解を深めた。 長野市の二胡奏者・田村望圓さんによる「二胡を心の杖(つえ)にして・出会いがくれた新しい世界」と題した演奏会が開かれた。自分を温かく見守ってくれた祖母や身内の死を悼んで作ったというオリジナル曲「あかし雲」「終わりのない道」などを演奏。美しい音色が来場者を魅了した。
参加記念てるてる坊主 池田ハーフマラソン制作
 池田町の体育指導員や教育委員会職員など約10人は、10月26日に同町で開く、あづみ野池田ハーフマラソン大会の20回大会を記念して、参加者全員にプレゼントするラベンダー入りてるてる坊主制作をすすめている。てるてる坊主プレゼントは昨年から行っているが、昨年は子どもにのみ配布。ことしは参加者に感謝の気持ちを込めて全員にプレゼントすることにした。「てるてる坊主の町」としてのPRにもつなげていきたいとしている。
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