2008年11月9日(日)付


五輪代表の柳本監督指導 小谷 スキー岡部氏もトーク
 小谷村の小谷小学校体育館で8日、全日本女子バレーボールチームの柳本晶一監督と、元五輪アルペンスキーレーサー、岡部哲也さんによる「夢をあきらめない」と題したトークショーとスポーツ教室が開かれ、2人の講演と実技指導が、訪れた多数の子どもたちや村民に夢と希望を刻みつけた。 柳本監督は全日本女子バレーボールチームを2大会ぶりの五輪へと導いた。トークショーで同監督は復活のために必要としたチーム作りの心得として「目的意識を高く持ち、挫折を知る選手を起用するキャスティングの転換、選手たち一人ひとりに気配りする演出といった3つが重要だった」と話した=写真。
大町 防災診断で「注意」 秋の運動 女性消防団員訪問
 秋の火災予防運動は9日から15日まで、全国で展開し、消防署など関係機関が期間中、災害防止に向けた総合訓練や啓発活動の強化などを行う。運動の一環として、北アルプス広域大町消防署と大町市消防団女性委員会が8日、同市平の借馬団地で、災害時に被害が拡大しやすい要援護者宅の防火診断を行った。同署員や女性団員ら7人が一人暮らしの高齢者宅を回り、ガス周りや消防設備などを点検。気温が下がり火気の取り扱いが増えることから、家電製品の配線や暖房設備などが原因となる火災に注意を促した。
高校再編中高生と意見交換 県教組が教育大運動
 大北地域での県立高校の再編問題で、県教組大町北安曇支部・高教組安曇支部は7日、教育大運動「高校再編を考える会」をサンアルプス大町で開いた。現役の中高生や保護者、地元住民ら約120人が参加し、再編議論の現状に理解を深め、高校への思いや意見を出し合った。 同支部が大北8中学校の3年生約700人を対象に集めたアンケートの結果が発表された。回答率は約85%で、579人から回収。高校選択の際に重視する項目や進学予定、高校再編に対する思いなどを聞いた。
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11月の一覧
子どもの成長願い植樹 大町 おたんじょ桜の里づくり
 大町地方の方言で誕生を意味する方言「おたんじょ」から名付け、子どもの健やかな成長を願い植樹する「おたんじょ桜の里づくり記念植樹会」が8日、大町市の大町文化公園で開かれた。市内6小学校の1年生が同年齢のオオヤマザクラ11本に成長への願いを込めて植樹した=写真。植樹会には学校関係者や各地区子ども育成会、市議会議員らで組織する実行委員会、小学生と保護者約100人が出席。それぞれの学校、クラスごとに1本ずつ植えた。
安曇野で太鼓の腕磨く 全国講習会に260人

 日本太鼓連盟主催の第33回日本太鼓全国講習会は8、9の両日、安曇野市の堀金体育館で全国各地の太鼓愛好家約260人が参加して開かれている=写真。初心者対象の基本講座、専門講座、連盟公認指導員昇級試験などが行われ、腕を磨いている。
白馬にトナカイ牧場 新たな名所 オープン準備
 白馬村森上にあるグリーンバレー白馬(潟rューバレー直営)のグリーンバレーガーデンで、日本でも珍しい、トナカイとふれあうことのできる「白馬トナカイ牧場」の建設が進められている。11月中旬をめどにオープンの予定で、新たな白馬の観光名所として話題を集めそうだ。 トナカイは北欧など北方に生息する鹿の一種。温泉・土産物店など複合施設で構成する同施設で、通年利用可能な新たな施設を模索するなか、雪国白馬の風土と気候にぴったりのトナカイ牧場に着目。7月から実現に向け、準備を進めてきた。