2008年11月12日(水)付


「大町に新高校、白馬現状で」 大北の専門委 再編でまとめ

 県立高校の再編問題で、「旧第12通学区高等学校教育研究会」内の専門委員会(座長=井口博文・池田町教育委員長)は10日、最終回となる5回目の会合を大町市役所で開き、大北地域の再編案をまとめた。大町市内に適正規模の新高校をつくり、白馬高校は当面現状のまま地域高校として残すことが望ましいとした。
リンゴ「ふじ」出来上々 大町で選果始まる

 大町市平のJA大北リンゴ選果場で8日から、晩生種のリンゴ「ふじ」の選果が始まり、ピークを前に出荷作業に追われている。 JA大北中部営農センターによると、天候に恵まれた今年は、例年より収量が2割ほど増加。色づきが良く、みつ入りも十分で糖度が高く、出来は上々という。
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11月の一覧
「協働」でサクラ名所に 大町 市民の森に植樹

 大町市北山田町の市民の森を整備し桜の名所にしようと活動する有志でつくる「市民の森桜プロジェクト」(仁科秀康代表)と地元有志による「北山田町桜並木のあるまちづくり委員会」(越山秀雄会長)は9日、同森の約2000平方bにサクラ約20本を植樹した。協働の力での植樹事業も3年を迎え、荒れていた市有地が合わせて約60本のサクラが植わる名所に生まれ変わりつつある。
かやぶきボラ募集 山留育成会 竪穴式住居作りで
 小谷村のNPO法人「小谷山村留学育成会」(北村正理事長)は15と16の両日、同村中土瑞穂地区で建設中の竪穴式住居作りの最後の作業となる屋根と壁のかやぶき作業を予定。同会では当日の作業に参加するボランティアを募集している。 竪穴式住居は都会の子どもたちと地域住民の新たな交流の場にしようと、ことしの春から事業に着手している。建設はかやぶき屋根の伝承技術を持つ同村の屋根職人・松沢敬夫さんを中心に、育成会の呼びかけで集まった子どもたちと地域住民、ボランティアらが協力しながら進めている。建物は地面を円形に掘りくぼめ、複数の柱を建てて骨組みを作り、屋根をカヤでふく、縄文時代の復元住居の方法で、ことしは2棟を建て、今後数年かけて10棟余の集落を作る計画という。
新そば味わい交流 白馬NPO健学塾 名人招く
 白馬村のNPO法人・地域健康づくり支援研究所「健学塾」(仲学代表)は11日、同塾が管理する同村白馬町の交流施設「あいんち」でそば祭りを開いた。施設利用者や支援者、地域住民らが多数参加して、打ちたての新そばを味わいながら交流を深めた。 そば打ちは全日本素人そば打ち名人大会の出場者で地域のそば打ち名人の野々宮建さん、美樹さん夫妻が担当。円状に地延ししたそば生地を3本のめん棒を使って正方形に整える、「江戸流手打ちそば」と呼ばれる名人芸を披露した。
白馬で試行 出足好調 デマンドタクシー「出発」

 白馬村デマンド型乗り合いタクシーの試験運行が11日、始まった。出発式は役場正面で行われ、関係者に見守られるなか、運行される2台のジャンボタクシーが出発し、村内高齢者を主とした新たな公共交通システムがスタートした。初日は8人が利用するなど順調な出足となった。