2008年12月3日(水)付


ハクチョウ飛来3分の1 安曇野市 暖かさ影響か
 安曇野市の冬の風物詩として25シーズン目を迎えたハクチョウの飛来が昨年の約3分の1ほどに減少している。ハクチョウの給餌、白鳥小屋管理などをするアルプス白鳥の会関係者は、師走入りしても続く暖かさのためかと首をかしげている。 今シーズンの初飛来は昨年より3日早い10月13日で、同市明科御宝田の犀川遊水池白鳥湖にコハクチョウ1羽が着水し、少しずつ飛来数が増えていた。同会によると、12月1日現在の飛来数は138羽で昨年同日の386羽に比べ3分の1ほどに減少。昨シーズンは年明けの1月にピークとなり970羽が飛来しているため、今後の増加に期待している。
アートライン=@作品一堂 国営あづみの公園で
 北アルプス山ろくに点在する美術館でつくるアートライン推進協議会加盟12館の63作品を展示した安曇野アートライン美術館展は26日まで安曇野市堀金烏川、国営アルプスあづみの公園で開かれている。ふだんはそれぞれの美術館でしか見ることができない作品が一堂に展示されている。 アートライン美術館展は、同市から白馬村まで北アルプス山ろく約50`に点在している美術館をつなぐもので今年で4回目。前回まで1月中旬ころ開いていたが、公園最大のイベント、イルミネーション「森の光物語」の期間に開き、複合的な誘客を図る。
浅原六朗ちなみ俳句展示 池田町図書館に小中生力作
 池田町図書館(中山俊夫館長)とてるてる坊主の館・浅原六朗文学記念館(同館長)は作詞とともに俳句をたしなんだ浅原六朗にちなみ、町内の小中学生を対象に募集した「子どもたちがつくる短歌・俳句・詩」309点を同図書館に展示している。何げない日常や楽しかった学校行事のことなど、子どもらしい自由でみずみずしい感性が感じられる作品がそろい、訪れる人の関心を集めている。「持久走最後の人まで応援だ」や「秋の朝ふとん脱出大変だ」など情景が浮かんでくるような作品も並ぶ。作品は夏休み前から11月中旬にかけて募集し、302人の小中学生から寄せられた。
昔遊びで3世代交流 大町社の社協 親子招く
 大町市の大町地区社会福祉協議会(黒岩良介会長)は30日、市児童センターで三世代交流「みんな集まれ!はないちもんめ」を開き、遊びの中から努力や工夫、人とのつながりが学べる「昔遊び」で核家族が多くお年寄りとの交流の少ない親子たちに伝えた。同協議会やしめ縄作りなどの奉仕活動をしている賛助会大町グループ(松澤郁子グループ長)らは、コマ回しやお手玉、羽根つきや「はないちもんめ」など、昔ながらの遊びを子どもたちと一緒に楽しんだ。
親子で 長〜い=@太巻き 大町 子育てセミナーで挑戦
 子どもから大人までが年齢を問わず一体となって楽しみながら学ぶ「地域子育てセミナー2008」は30日、大町市平公民館とB&G体育館で開き、太巻きずし作りやレクリエーション、座談会で交流を深め、自分たちにできる事や他人とのかかわり方など体験をとおして学んだ。参加したおよそ160人の親子やスタッフらは、恒例の「ながーい太巻き作り」に挑戦。平地区食生活改善推進協議会(山田初子会長)の指導で全員が長く敷かれたのりの上に酢飯、カンピョウ、タマゴ焼きなどを並べ一斉に具を巻き、約19bの太巻きずしを完成させ、具だくさんのトン汁とともに味わった。
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