冬特産 伝統のもち作り 小谷大綱 トチ、キビ、豆で
 小谷村大網の「大網もち工場」(大日方サト子代表)でことしも、同村の冬の特産品、栃(とち)もち・キビもち、豆もちの製造が始まった。 3種のもちは同村で昔から親しまれてきた伝統食で、JA大北山菜加工場の冬の定番商品として開発され、毎年加工場から受注を受け生産している。高齢などのため作る人が年々少なくなり、現在は大日方サト子さん、竹田澄子さんの2人で伝統の味を守り続けている。
堀金商工会 オリジナル清酒完成 コンテスト作品ラベルに
 安曇野市商工会堀金支部と同支部青年部は同市豊科のEH酒造との合同企画によるオリジナルラベル日本酒セット「安曇野風景」を発売する。同青年部が企画してこれまで3回行った安曇野風景写真・絵画コンテストの写真一般の部最優秀作品を使用したもので、安曇野をPRし、贈答用の利用を求めている。 コンテストは、同青年部などでつくる実行委員会主催。安曇野の景観や生活、祭事などを対象として安曇野の姿を伝える作品を募り、これまで3回開き合わせて約500点の作品が寄せられた。

2008年12月5日(金)付

半世紀振り返る品展示 白馬 八方尾根スキー場
 白馬村の八方尾根スキー場は昭和33年にロープウエイが開業してスキー学校が開校し、現在の近代スキー場の形となって50年。同スキー場では今シーズン、50年の歴史を物語る思い出の品々をスキー場やスキースクールに展示し、広く公開している。このうち八方尾根ゴンドラ駅内のうさぎ平109では、初期のロープウエイの客車が登場し、訪れる人を楽しませている。 八方尾根のリフトは昭和29年に名木山に最初の木製支柱のリフトが架設されたのを皮切りに開発が進み、50年前の昭和33・34年シーズンに、山ろくからうさぎ平まで通じるケーブルが完成した。今回展示されている客車は昭和46年から57年にかけて運行された8人乗りケーブルで、地元の関係者が保管していたのを借り受けたという。
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12月の一覧

手作り紙芝居を披露 はなのき保発表会 大町

 大町市西若宮町のはなのき保育園(丸山恵子園長)のひまわり組・年長園児26人は4日、おたのしみ発表会を同園遊戯室で開いた。訪れた約50人の保護者を前に、みんなで作った創作紙芝居を披露した。
大学と連携 公開授業 穂高商 校外で初 住民も参加
 安曇野市の穂高商業高校の高大連携地域公開授業は4日、同市穂高の市民活動センターくるりん広場で行われた。同校が校外で公開授業を行うのは初めてで、情報マネジメント科2年生の授業を公開し一般の人も参加して、地域と一緒に勉強することの大切さを学んだ。 同校は3年前から松本大学、松商短期大学部と高大連携事業を行っている。生徒が高いキャリア意識を持ちながら学ぶことで地域で活躍する若者をはぐくむことを趣旨としている。
死亡事故ゼロ500日達成 池田 県交安運動推進本部長が表彰
 池田町は11月16日に「交通死亡事故ゼロ500日」を達成し4日、大町市の県大町合同庁舎で、県交通安全運動推進本部長の村井仁知事からの表彰の伝達式が行われた。同地事所や大町署、池田松川交安協から10人が出席。畑中和良・北安地事所長が、「厳しい交通情勢下で、500日を達成した功績は多大」とする賞状を勝山隆之町長に手渡した。勝山町長は「これを機にさらにゼロを継続し記録を更新したい。交安協とスクラムを組んで交通事故撲滅に取り組みたい」と話した。