2008年12月11日(木)付


暮らしと行政理解 美麻小6年が議会見学
 大町市美麻小学校6年生14人は10日、市議会の一般質問を見学した。身近な市政を議論する場を目の当たりにし、暮らしと行政のかかわりについて理解を深めた。児童たちは一般質問の答弁を見学=写真。身近な話題についての議論に、熱心にメモを取っていた。牛越徹市長が議会の議論の方法などを丁寧に教えていた。
議場見学では、質問席と市長席、議長席などに着いて「(児童会の)委員会をまとめる意見についてどう思いますか」など、議論を一般質問風に疑似体験した。
北欧視察 写真で紹介 松川村会有志が定例会中展示
 松川村議会議員有志は12月議会会期末の19日まで、同村役場3階ロビーで写真展「北欧視察を振り返る」を開催している。有志8人が7月に行った議員北欧視察研修時に撮影した歴史や文化などを知ることができる32点の写真が並ぶ。
議員有志で写真展を行うのは初。視察先の福祉や税制度先進国のスウェーデンと農業先進国で食料自給率の高いデンマークの実情をわかりやすく村民に伝えたいと開いた。
白馬デマンドタクシー1か月 利用数伸び今後に期待
 白馬村デマンド型乗り合いタクシーの試験運行開始から1か月が過ぎた。運行日数21日で延べ302人が利用し、1日平均の利用者数は14・4人となった。村の目標数値をやや下回ったが、利用登録者数は順調に数を伸ばしていることから担当の村住民福祉課は今後の利用に期待を寄せている。
 試験運行は先月11日から始まり、初日こそ8人の利用にとどまったが、日を追って利用頻度もあがってきた。
年越しそば打とう 小谷の女性講習会
 JA大北女性部北小谷支部でつくる「母ちゃんの知恵袋の会」は10日、同支所コミュニティーホール「ふれあい」でそば打ち講習会を開いた。同会のグループ活動の食育の一環。女性部で共同購入したそば打ちの道具を活用し、ことしの年越しそばは自分の手で打とうと企画された。同村在住のそば打ち名人の小倉千幸さんが講師となり、会員たちにそば打ちの技術を指導した。
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12月の一覧
親子でみそパン作り 安曇野で出前講座
 安曇野流すてきな暮らし実行委員会(藤川恵以子委員長)は10日、安曇野市三郷児童館で出前講座を開き、同市内などの親子15組約30人がみそパン作りをした。地元産の牛乳、卵にこだわった料理のこつを学んだ。
 安曇野流すてきな暮らしは、子どもたちに安心安全なものを食べさせたいと18年12月に同市や県農業改良普及センターが主体になってスタート。ベテラン主婦が指南役となって若い世代のお母さんに地元産食材を使った料理を指導している。
南極と通信 温暖化理解 池田小 卒業生赤田さんら説明
 池田町の池田小学校(竹内彰校長)児童272人は9日、南極観測隊員とリアルタイムで映像交信する「南極教室」を開いた。南極に関する質問やクイズをとおして、南極の様子や地球温暖化について理解を深めた。時差6時間、1万4000`離れた南極の昭和基地と同校を光ファイバーを利用したテレビカメラでつなぎ、観測隊員で同校卒業生の赤田幸久さんと県出身の青山雄一さんと通信した。児童らは南極から送られてくるオーロラの輝きやブリザードの猛威、野生動物の映像などを隊員の説明を受けながら熱心に鑑賞した。