年末 「飲酒運転撲滅を」 大町 交通安全運動で指導所
 年末の交通安全運動は11日から、全県で始まり、関係機関が交通安全に向けた、取り締まりや啓発活動を強化している。大町署管内では初日、大町市の上橋待避所に交通指導所が設置され、同署、交通安全協会、県などから約55人が参加し、ドライバーに安全運転を呼びかけた。
 市内の自動車販売店からも20人が参加し、安協大町支部会員らとともに、「飲酒運転撲滅に向け、家庭でも交通安全を広めてください」と、ドライバーにパンフレットなどを手渡した。
正月前にブリ料理 小谷 父ちゃん°ウ室で腕ふるう
 小谷村社会福祉協議会は11日、「父ちゃんの料理教室」を開き、村内の60歳以上の男性10人余がエプロン姿で食と健康を考えた旬の料理技術の向上に励んだ。今回は出世魚とされ、縁起が良く正月に食べる寒ブリを材料に、魚さばきならセミプロ級という会員が中心となり、男性ならではの豪快なブリ料理やクリスマスケーキ作りなどを体験した。 大きなブリを三枚おろしにして皮を引き、みごとな包丁さばきを披露。「ブリ1尾丸ごと料理」をサブテーマに、刺し身・握りずしをはじめ、内臓を余すところ無く使って塩味の「あら汁」も作った。

2008年12月12日(金)付

一足早く正月気分 大町 女性未来館で寄せ植え講座
 大町市女性未来館ピュアが開いている園芸療法講座は、12月の講座で正月向けの寄せ植えを習い、ひと足早い正月気分にひたった。
 安曇野市三郷のハマ園芸から講師を招き開いている講座では、季節に合わせた寄せ植えを楽しんでいるが、12月はナンテンやマツ、ウメなどのなかから、自分の好きな植物を選び、正月らしさを演出した。
 寄せ植えが終わると、タコ(凧)やまゆ玉などの飾りを付け、よりいっそう正月らしい作品が出来上がった。

市民の健康願い門松 老連わら教室 市役所に設置
 大町市老人クラブ連合会わら工芸教室(市川喜代志会長・42人)は11日、同市役所正面玄関に門松を設置した。市民の健康長寿を願って5年前から毎年寄贈している。
市川会長が安曇野市豊科の実家の山から切り出した直径10aほどの太い青竹を使い、6人がかりで2日間かけて製作した。高さは約2・2b、元の部分は丸い18g缶に畳表を巻き、マツやナンテン、扇などで飾り付けた=写真。
昔ながら大豆脱穀体験 池田小2年収穫喜ぶ
 池田町池田小学校(竹内彰校長)の2年生46人は10日、自分たちの手で種をまき、収穫した大豆の脱穀を同校で体験した。
 同町農業委員6人の指導を受け、長い木や竹の棒を使い枝についた豆をよくたたき、風を送り皮や葉と豆を分ける「唐箕(とうみ)」を使って昔ながらの脱穀方法を体験。約40`の大豆を収穫し、喜びをかみしめた。同授業は大豆の育成や加工を通して食農教育につなげようと毎年2年生が行っている。同町朝日屋食品への豆腐製造工程見学や収穫した大豆から豆腐づくりを体験している。
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