心身清め新年を 須沼神明宮で大祓式
 大町市常盤の須沼神明社(平林秀文宮司)で17日、新年を迎えるために清める「越年の大祓(おおはらい)式」が行われ、平林宮司や5人の氏子総代らが参列し、正月を迎える準備を整えた。平林宮司による玉ぐしの奉典や大祓詞の奏上などで清めるとともに、2年参りや初詣でのために準備した「破魔矢」や「くま手」、無料で配布するお守りなど、約300体も清めた。
安心な村づくり誓う 白馬で交通安全暴力追放大会
 白馬村と村交通安全協会・村防犯協会は17日、平成20年度交通安全・暴力追放村民大会を村役場で開いた。関係者や地域住民ら80人余が参加。ことしは「地域の安全・みんなで守ろう」をテーマに交通安全と暴力追放の宣言を決議し、安心で安全な村づくりを誓いあった。 大北管内では犯罪の発生が減少の傾向にあり、同村内でも発生率は前年度対比で約16%減少している。半面、国際的な観光地である同村は、冬シーズンのスキー盗難や車上狙い、交通事故などが懸念されている。交通安全宣言では交通事故・飲酒運転の根絶に向け、一人ひとりが正しい交通マナーを身につけ、地域、家庭、職場、学校などすべての立場から総力をあげて事故防止に取り組み、より安全で快適な交通社会を実践しようと宣言した。

2008年12月19日(金)付

スキー指導技術学ぶ 県スキー連盟 八方尾根で
 長野県スキー連盟はこのほど、白馬村八方尾根スキー場を会場に、「平成21年度スキー・スノーボード指導員研修会」を開いた。県内外のスキー指導者が一堂に会し、多様化しているスキーヤーのニーズに応え、安全で楽しいスキーの指導をワークショップ的に考えようと毎年行われている。ことしも県内と近県から多数のスキー、スノーボードの指導員、検定員らが参加して、実技研修をメーンに指導者としての心構えや技術を学んだ。

大町の由来古文書で紹介 創舎わちがいで文化財公開
 大町市上仲町の創舎わちがいで、「成長する地名・大町」をテーマに、市文化財に指定されている古文書が公開されている。市文化財センターの協力で、「栗林家文書に見る『大町』の名の由来〜その成果〜」として、昔の土地台帳にあたる2種類の「大町(村)田方検地帳(慶安2年)」のコピーを額装し、解説を添えて展示している。解説では、仁科郷の中の「大町」が、江戸時代の大町村では「(上・下)中町」と名前を変えたことや、部分名称の「大町」が全体名称として村制・大町へと格上げされて、成長していく姿がうかがえる、としている。今後も不定期ながら、企画を考えて順次公開していく意向。
「インターハイ応援して」 白馬高 スキー部保護者会グッズ製作
 白馬村の白馬高校スキー部保護者会(上原学会長)はこのほど、同村で来春2月に開催される全国高等学校スキー大会(インターハイ)に向け、選手を応援するベストなどを製作した。保護者会では「一人でも多くの人に身につけてもらい、選手を力づけ、大会を盛り上げてほしい」と呼びかけている。 応援用品は保護者の一人がデザインした紺色の帽子と黄色を基調としたベスト。帽子は正面、ベストは左胸部分に水色で「Hakuba SKI TEAM・2009インターハイ」の文字が描かれ、白馬高スキー部をアピールしている。
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