2008年12月23日(火)付

冬至に厄よけ 伝統舞踊 美麻でパフォーマンス
 大町市美麻の飲食店「インドカレー青空屋台のおうち」で21日、同市に住む「踊りおどり・ひーこ」こと、内田宏子さんによる、伝統舞踊パフォーマンスが行われた。観客も巻き込み、内田さんと来場者が店内を所狭しと踊りまわった。
イベントでは、内田さんが「冬至の厄よけライブ」と名づけたステージで、力強い日本の踊りを披露。着物やはっぴなどさまざまな衣装に身を包み、奈良県や秋田県の民俗芸能を踊った。

心ひとつに歌披露 少年少女合唱団が演奏会
 大町市少年少女合唱団は21日、「LOVE&PEACE−心はひとつ−」をテーマに、定期演奏会を市文化会館で開いた=写真。会場では団員が歌う「早春賦」に合わせ、集まった観客からも歌声が上がった。演奏会では、小学1年生から高校3年生までの23人が出演し、地域の民謡や、人々の平和を願う歌など16曲を合唱。大町とゆかりのあるプロ歌手・蘭燃さんを招き、会場を盛り上げた。同合唱団は、歌の合唱や鑑賞を通じて子どもたちの音楽性をはぐくみ、青少年の健全な育成を目的に結成。18年目迎えた今年、やまびこ祭りでコンサートを開き、蘭燃さんとともに地域住民に歌声を披露した。
穂高神社の拝殿改築完了 大御遷宮祭の成功祈願

 穂高神社(小平弘起宮司・安曇野市穂高)で20年に1度の大御遷宮祭記念事業として実施した、拝殿増改築工事のしゅん工祭が22日、行われた。ヒノキの香りを漂わせ新たな装いとなった新拝殿のお披露目に、多くの崇敬者らが訪れ、完成を祝し、遷宮祭の成功を願った。
Xマスイベント盛り上がる 白馬 コンサートや花火
 白馬村の白馬五竜スキー場エスカルプラザで20日、「クリスマスナイトin白馬2008」が開かれた。ことしはあいにくの雪不足で滑走のエアーショーが中止となったが、国内外から前年並みの1500余人が訪れ、趣向を凝らした催しを楽しんだ=写真。 クリスマスツリーやトナカイなどの立体イルミネーションで幻想的な雰囲気に包まれた会場では、聖白馬教会の長谷川メリー牧師によるクリスマスメッセージでイベントがスタート。 太田紘煕村長が公式サンタに扮(ふん)しての大抽選会、松本市内を中心に活動しているコーラスグループ「プレシャスプレシャス」のクリスマスにちなんだ歌のコンサートなどで盛り上がった。
Xマスに多彩な演奏 大町「まちへ行こう」ライブ
 大町市で音楽を通した街づくりを目指す演奏会・「まちへ行こう」は20日、クリスマスライブを同市下仲町ヤママンホールで開いた。ライブには大北地域の音楽愛好家やバンド13組が出演し、シャンソンやロックなど多彩な音楽で、来場者を楽しませた。ライブには、今回から同市のバンド「コール和(なごみ)」が出演。ハンドベルやコーラスなど、クリスマスを彩る演奏で、会場を盛り上げた。イベントは、2005年の中央商店街の火災をきっかけに、地域の元気を取り戻そうと定期的に開催。空き店舗などを利用した演奏会が、今回で23回を迎えた。
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12月の一覧
一年締めくくり迫力演奏 松川驚岳太鼓 バチ納め
 松川村の信濃国松川響岳太鼓(茅野英太郎会長)は21日、バチ納め演奏会「心の響2008」を同村かぶろ会館で開いた。村内外から家族連れなど400人以上が訪れ、今年最後のステージとなる、迫力ある太鼓の演奏を楽しんだ。  演奏会では、子ども会と大人会が「JAPAN」や「化身」など全16曲を披露。オーストラリアの民族楽器「ディジュリドゥ」奏者・NATAをゲストに、力強い太鼓のリズムと、ユーカリの木を使った木管楽器との競演で会場を盛り上げた。