2008年12月30日(火)付

楽しみながら体験 小谷でちびっ子スキー教室

 小谷村の栂池高原スキー場のスキー学校(伊藤金夫校長)は、村内の園児から小学2年生までを対象とした今年度の「第35期生栂池ちびっ子スキー教室」を開講した。ことしは雪不足で昨年より約1週間遅れの開講となった。
 快晴に恵まれた27日は開講式が行われ、今年度の受講生の57人の子どもたちが、ほぼ全面滑走が可能となった同スキー場の鐘の鳴る丘ゲレンデで初レッスンを受けた。

年の瀬 商店にぎわう 明るい正月迎える準備進む

 年の瀬も押し迫った29日、市内の商店では正月用のしめ飾りなどが並び、師走も残り少ない中で新年の準備に追われる光景が目立った。世界的な経済危機による景気の悪化の影響を受け買い控えも目立つものの、鮮魚店や直売所などでは厳しい中でも明るい新年を迎えようとやりくりする買い物客の姿が見られた。
氷見の寒ブリが人気

 大町市九日町の「一木宮坂商店」(宮坂陽一店主)は、大正元年の創業いらい続く恒例の天然ブリ店頭販売を行った。“年とり”に欠かせない食材に、入荷とともに品定めをする地元の常連客や、他町村からの来店者があり、にぎわった。
調理師一筋にまい進 小谷の鷲澤さん厚労大臣表彰

 小谷村の小谷温泉山田旅館の料理長、鷲澤定雄さんはこのほど、東京都で開かれた厚生労働省主催の調理師法施行50周年記念全国大会で、調理師関係功労者として「厚生労働大臣表彰」を受けた。
 常に第一線にあって実際の調理業務に従事し、かつ指導的立場から調理技術の発展と調理師の資質向上に、特に顕著な功績が有ると認められた人を表彰する。
社直売所で大売り出し

 大町市社の農産物直売所「社直売所」で30日まで、1年間の感謝を込めて年末大売り出しを行っている。新年に向け、切り花やもちなど正月用品を買い求める来店者でにぎわった。
歳末に「火の用心」大北各地で年末特別警戒

 大北各市町村の消防団は、年末に合わせ特別警戒に臨み、町内の火の用心を呼びかけている。大町市では初日の27日夜、牛越徹市長らが大町市消防団(若林眞次団長)の各分団を回って激励し、市民が安心して年末年始を迎えられるよう士気向上を呼びかけた。
 年末警戒は、空気が乾燥し火災が発生しやすくなる冬の年の瀬に、午後9時から3回の巡回や、早朝まで詰所で待機するなど、地域の安全を守る。市内では30日夜まで実施する。
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