2009年4月27日(月)付


白馬新村議12氏決まる 松沢貞一氏トップ当選
 任期満了に伴う白馬村議会議員選挙(定数12)は26日、投票が行われ、即日開票の結果、現職5氏、新人7氏の議員が決まった。新人の松沢貞一氏が過去最多の682票を獲得してトップで初陣を飾った。新人の女性候補・篠ア久美子氏、太田伸子氏の両氏もともに当選を果たし、前々回の女性2議席が復活した形となった。投票率は75・89%で前回を1・02ポイント下回った。
郷土の自然楽しむ 松川小が春の遠足
 松川村の松川小学校(飯田茂校長)は24日、春の遠足へ出掛けた。このうち、1年生は6年生とペアになり、西原の安曇野ちひろ公園と美術館へ。手をつないで「もうすぐ着くよ」「楽しみだね」と村内を散策しながら、普段見落としがちな郷土の自然を楽しんだ。1年生児童は、美術館で絵画鑑賞体験や公園内の池や広場でカエルをつかまえたり、追いかけっこをして遠足を満喫。お昼には公園で友達とお弁当を広げ、「お弁当、見て見て」「おいしいね」と見せ合いながら味わっていた。 ことしは経験と集団生活への適応を目的として、学年ごとに、馬羅尾高原や大町市常盤の西山城址(し)、安曇野市穂高神社などに遠足を行った。
ミズバショウ見ごろ 白馬村の落倉自然園
 白馬村の落倉自然園で、園内のミズバショウの群生が見ごろを迎えている。地元の人の話によると、ことしは暖冬の影響で生育が例年より早いが、大型連休ごろまで楽しめそうという。 同園は白馬村の最北西部に位置し、標高800bの一帯の凹状地は湿地や湿性林が多く、ミズバショウとザゼンソウの群生する名所として知られている。同所には花苞(かほう)が2枚ある「オチクラミズバショウ」という珍しい種があり、園内では毎年5〜10株の花を見つけることができるという。近年は地域住民が貴重な里山の原風景を守ろうと、有志による整備や保護活動が積極的に行われている。
感謝の気持ち込め清掃 木崎湖で釣り人がボラ
 大町市の木崎湖畔で26日、清掃ボランティア活動が行われた。すばらしい水辺環境を保全しようと集まった県内外の釣り愛好家約50人が参加。日ごろ利用しているフィールドに感謝の気持ちを込めながら湖畔に落ちているゴミを拾い歩いた。 木崎湖畔の清掃ボランティア活動は、全国組織のNPO法人水辺基盤協会の呼びかけで始まりことしで8年目を迎えた。春と夏の年2回行っている。 参加者たちはごみ袋を手に湖畔を歩き、捨て去られた釣り糸や吸殻、ペットボトルなどを拾った。柄の長い網を使い湖面に浮かぶゴミをすくう姿もあった。
大地震の揺れ体感 池田4丁目防災会が訓練
 池田町4丁目防災会(福田詔夫会長)は26日、地震体験訓練を同地区基幹センターで行った。約30人の住民が参加し、地震体験車に乗り込み、関東大震災など甚大な被害をもたらした大地震の揺れを実際に体感。非常食試食なども行い、災害発生時における地域連携の重要性を再認識した。 地震体験車は基幹センター駐車場に配置され、参加者たちは数人で乗車。将来必ず起こるとされている東海地震並みの震度などを体験し、突然起こり得る地震の恐ろしさを痛感した。
結成45周年 節目祝う 大町ライオンズクラブ
大町市の大町ライオンズクラブ(五十嵐孝会長)は25日、結成45周年記念大会を大町温泉郷黒部ビューホテルで開いた。会員や来賓のほか、スポンサークラブの安曇LC、姉妹クラブの富山県氷見LC、近隣の白馬、高瀬、穂高の各LCから60人余が出席し、節目の年を祝った。記念事業として、同市霊松寺にサクラを植栽するほか、県アイバンク・臓器移植推進協会に協力金を寄付し、大町図書館ライオンズ文庫に図書を、大町商工会議所に車いす2台を贈った。 また、大町北高校の25年間にわたるアジア・アフリカ支援活動を称え、記念品と賞状を寄贈。生徒代表が「みなさんの協力で、活動を続けられた。地域とアフリカを結ぶポンプとして、これからもがんばりたい」と謝辞を述べた。
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