松川中勢活躍 全国へ 北信越中学生ソフトテニス
 松川村中学校2年生の男子生徒で社会体育として活動する松川中男子ソフトテニスクラブはこのほど、新潟県上越市で開いた第23回北信越中学生インドアソフトテニス大会で、長野県勢として初めて優勝した。同校部活動の松川中学校女子ソフトテニス部も同大会で3位に入賞し、男女ダブル入賞で全国大会に歩を進めた。両部は4日、平林明人村長を表敬訪問し、結果を報告した。
 同大会は北信越5県から新人戦を勝ち抜いた男女それぞれ12チームが参加。3組のペア同士で対戦し、2勝したチームがトーナメントで勝ち上がる。男子は1回戦から、新潟県、石川県、福井県の各校を下し決勝へ。決勝戦では県大会で戦ったライバルの三陽中学校と再対決し、2対1で優勝を飾った。女子は1回戦はシード、2回戦で1勝したが、準決勝で破れ3位となった。
昔ながらの食伝承 小谷 中土で実践塾
 小谷村の中土観光交流センターやまつばきで4日、「第1回おたり食実践塾」が開かれた。同村の女性グループ有志を中心とした「小谷村の食と農を考える集い」による、昔ながらの食にかかわる経験を次世代に伝承するための初の取り組み。家庭の主婦ら30人余が参加して、寒干し大根作りを体験した。
 参加者は自宅で収穫した大根を持ち寄り、細長く切って硬ゆでしてわらを通すまでの工程を学んだ。寒干し大根は寒中の気候を利用して独特の風味と歯ごたえを生み出す保存食。同村では各家庭によって作り方も独創的なものがあり、かつては冬の風物詩として親しまれていたが、最近は作る家庭も少なくなっているという。参加者は昔の暮らしに思いをはせながら、作業に取り組んでいた。
キハ52引退「ありがとう号」 今月中旬から乗車券販売
 JR大糸線南小谷駅から糸魚川駅間の非電化区間を走るディーゼル車両「キハ52」の3月ダイヤ改正での引退を受け、JR西日本糸魚川地域鉄道部は3月20日から22日までの3日間、ラストランイベント「キハ52ありがとう号」を走らせる。全席指定で、乗車券は今月中旬から、全国の主要駅のみどりの窓口で販売開始となる。
 ありがとう号は、「キハ52ラストラン」のヘッドマークを付け、糸魚川、南小谷間を3両連結で運転する。車内では、記念乗車証が配布される。途中駅での乗車や降車はできない。
お店屋さんごっこ楽しむ 大町 しらかば保育園

 大町市平のしらかば保育園(中村祐子園長・70人)で5日、お店屋さんごっこが開かれた。各教室に設けられたアイスクリーム屋、アクセサリー屋などで、園児や園開放「ぴよぴよクラブ」の子どもたちが、手作りの品物の売り買いを楽しんだ=写真。
 園児たちは売り手と買い手に分かれて買い物を満喫。年長園児が取り仕切るすし屋「しらかばずし」では、色紙などでつくった手巻きずしや握りずしを扱った。
ごみ減量化策を検討 大町市でシンポジウム

 大町市ごみ減量化推進懇話会(山内香代子会長)のごみ減量化シンポジウムは4日、同市役所で関係者約50人が参加して開かれた。NPO法人中部リサイクル運動市民の会理事の浅井直樹さんと萩原喜之さんの講演を聞き、牛越徹市長、山内会長らを交えてパネルディスカッションを開いた。
 同市では市民、事業者、行政が一体となってごみの減量化とリサイクルを推進するため、ごみ減量化推進懇話会を設けて検討を進めている。

2010年2月6日(土)付


きょうから夢花火と音の祭典 大町温泉郷で準備作業

 6日から始まる、大町市大町温泉郷の雪まつり「夢花火と音の祭典」を間近に控えた4日、同温泉郷観光協会イベント実行委員会は、準備作業に追われた。
 この日は20人ほどが出動し、1月26日からつくり始めたオープニングイベント会場の「かまくら」3基の仕上げのほか、2回目以降のメーン会場となる森林劇場野外ステージ周辺へのイルミネーション取り付けなどを行った。
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