2010年7月20日(火)付


大北でも激しい前哨戦 阿部、松本氏が政策訴え

 任期満了に伴う長野県知事選挙(22日告示、8月8日投開票)で、立候補を表明している前安曇野ちひろ美術館長・前長野県信濃美術館長の松本猛氏(59)と、元副知事・前内閣府行政刷新会議事務局次長の阿部守一氏(49)が19日、相次いで大北入りし、政策を訴えた。告示日まで残り3日と迫る中、立候補を予定している前副知事・元大町市長の腰原愛正氏(63)を含め、大北・安曇野地域でも激しい前哨戦が繰り広げられている。
山火事教訓に防災強化 渋田見の消防団にスコップ寄贈 池田
池田町の渋田見地区自治会協議会(山ア文斎会長)は18日、同地区で5月6日に発生した山林火災を受け、地域の防災力強化につなげようと、同地区を管轄する同町消防団第4分団第1部に、山火事や水害などで使用するスコップ15本を寄贈した。 同協議会の役員ら3人が第1部渋中詰所で、集まった団員7人に贈呈。山ア会長は「山火災発生時に懸命の消火活動を行い、安心安全な住民生活のため尽力してくれて感謝。有事の際に使ってほしい」と話した。
 白馬村の白馬五竜スキー場のテレキャビンとおみ駅横に、カブトムシやクワガタを手にとって観察・採集できる「白馬五竜カブトムシ園」がオープンし、人気を集めた。多くの親子連れが訪れ、木を登ったり羽を広げて飛ぶ、自然のままのカブトムシを観察して歓声をあげていた。 ネットを張ったエリア内に、スタッフが村内外で採集したカブトムシ・クワガタ数百匹が放し飼いにされている。長雨の影響などからカブトムシの発生が遅れたが、スタッフの努力で、開園前に予定数を確保した。 あわせてエスカルプラザ内では世界や日本のカブトムシ、クワガタの展示も行い、カブトムシの生態についての説明をしている。スタッフは「昆虫採集の楽しさを子どもたちに伝えられる施設になれば」と話している。
「交通安全にシュート」 大町常盤 やまびこ運動で 日本代表かかし
 「夏の交通安全やまびこ運動」が19日から、県内一斉に始まった。大町市常盤の国道147号線沿いには運動期間に合わせてサッカー日本代表の選手を模した、かかしがお目見えした。「選手」はワールドカップ南アフリカ大会に続いて交通安全運動で活躍している。 交通安全に一役買っているのは川島永嗣選手や本田圭佑選手のかかしで、「交通安全にシュート」と標語を掲げている。  かかし掲出は、常盤地区交通安全協会が交通安全に関心を持ってもらおうと10年以上前から続けている。同地区内の8自治会がそれぞれ工夫を凝らして製作した、話題の人物や人気キャラクターなどをモチーフにした8体が交通安全を呼びかけている。
青空の連休 山ろくにぎわう 白馬でクロカン大会や自然体験
 梅雨が明けた17日から祝日「海の日」の19日までの3連休、北アルプス山ろくは晴天に恵まれ、多くの観光客らでにぎわった。グリーンシーズンを迎えた白馬村では、アウトドアイベントやスポーツ大会が開かれ、訪れた人々が夏の日差しや高原のさわやかな風の中で休日を楽しんだ。 白馬村の白馬クロスカントリー競技場スノーハープで17、18の両日、長野冬季五輪コースを走る「第13回白馬スノーハープクロスカントリー大会」が開かれた。県内外から2300人余が出場しし、日ごろ鍛えた健脚を競い合った。 初日は小学生と中学生のチームや一般選手、全国各地の消防署職員や消防団員による駅伝が行われた。夏の日差しが照りつけるなか、選手は1本のたすきをつないで力走した。
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7月の一覧
 白馬村の白馬47マウンテンスポーツパークで17日から、夏シーズンの営業が始まり、多くの家族連れでにぎわった。ゴンドラのベースエリアと山頂駅で、幅広い世代が楽しめる盛りだくさんの楽しいイベントを提供している。 ゴンドラで空中散歩を楽しんだ終点の山頂駅付近には「冒険の森」があり、樹上の手作りツリーハウスや森のブランコなど、里山の豊かな自然を生かした遊びを満喫できる。ベースエリアには小さな子ども向け企画として、ミニSL・ミニ新幹線模型の乗車体験、ふわふわ遊具のキッズランド、おもしろ自転車などのコーナーがある。 山頂駅近くには、同村で開催中の「白馬Alps花三昧2010」の会場の一つ「あじさいの小径」があり、雪の多い地域に咲くといわれる、アジサイ科の落葉低木「エゾアジサイ」約1万5000株の群生が見ごろを迎えている。青色のかわいらしい花が一面に広がっている。