2010年9月30日(木)付


牛乳パックエコ工作 小谷村図書館で教室
 小谷村図書館どんぐりは25日、恒例の工作教室を開いた。小さな子どもを持つ親子連れなど多数が参加。牛乳パックを使ってくねくね動くトラを作り、リサイクルを生かしたエコ工作を楽しんだ。
 スタッフの指導を受けながら、牛乳パックを4分割して張り合わせてトラの体を作った。注ぎ口の部分を頭部に見立ててしま模様の色紙を張り合わせ、顔を描くと動くおもちゃが完成。表情の描き方や色紙の色の工夫で同じ工程ながら、それぞれに個性あふれる作品が完成した。参加者はくねくねと面白い動きをするトラに大喜びで、さっそく友だちと遊びながら、リサイクル工作の手軽さや楽しさを満喫していた。
コウノトリ写真展 コスモ八方 白馬に飛来 太谷さん撮影
 白馬村八方の「コスモ八方給油所」で、同村にこの夏飛来した、国の特別天然記念物コウノトリの写真展が開かれている。撮影者は八方在住の写真愛好家の太谷文人さん。日ごろから太谷さんの作品の腕前を知る給油所関係者が「コウノトリ飛来というおめでたい話題を一過性のものでなく、広く知ってもらいたい」と太谷さんに依頼、快諾を得て休憩室の一角にコーナーを設け、今月末から展示を開始した。
 コウノトリはかつては日本各地で生息していたが、生息環境の悪化から激減。現在、兵庫県豊岡市の兵庫県立コウノトリの里公園で人工飼育され、生息可能な環境を整備しながら放鳥などで野生化させ、段階的に自然に戻す計画が進められている。
野外で楽しむ秋の大町 2日に温泉郷音楽祭
 秋の大町市で野外音楽を楽しむイベント、大町温泉郷「秋の音楽祭」は10月2日、午後零時半から大町温泉郷森林劇場野外ステージで開く。実行委員会は28日、本番に向けた最後の会合を温泉郷ホテル夢の湯で開き、タイムスケジュールや担当などを詰めた。
同イベントは、野外の音楽祭や屋台での食の提供などを通し秋の大町を楽しむイベントをと、市内の音楽好き有志で実行委員会をつくり、準備を進めてきた。
当日は正午に開場。キューバ音楽のSON四郎やハワイアンのHOOPERSらプロのバンドやダンスパフォーマンスのSalsa Caliente、地元のアマチュアバンドらが出演する。
まちなか情報ステーション開設 情報発信の拠点に 大町駅前
 大町市や商業関係者など各団体が連携する、おおまち再生支援まちづくりの会(会長=宮澤吉高・大町商工会議所会頭)は29日、駅前拠点施設「まちなか情報ステーションまるごとおおまち」をJR信濃大町駅隣に開設した。観光客や住民が気軽に立ち寄り、商工観光情報を発信するスペースとして活用する。
施設はプレハブ2棟で、観光客や市民に市街地の情報を伝え、まちづくりの拠点として活用する。
DC合わせ白馬周知 10月1日からビンゴラリー
 10月から県内各地で行われる大型観光キャンペーン「信州デスティネーションキャンペーン(DC)」に向け白馬村の白馬商工会は、白馬ガレットを核に飲食店・温泉・スキー場をめぐるスタンプラリーキャンペーン「白馬ビンゴラリー」を10月1日から実施する。
 来年1月31日までに、白馬ガレットを提供する施設やアウトドアスポーツ・飲食・土産店などを楽しんでもらい、参加用のビンゴラリー用紙にスタンプがそろった列の数に応じて、各種景品が当たるというもの。商工会では「DCとの連携による相乗効果で、白馬に二度三度と訪れてもらい、白馬ファンを増やせる機会になれば」と期待を寄せている。
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9月の一覧
北安醸造の味知事賞 3年連続記念し限定酒
 清酒「北安大國」で知られる大町市相生町の北安醸造(伊藤敬一郎社長)はこのほど、第57回長野県清酒品評会で県知事賞を受賞した。同社は3年連続の受賞。記念に、受賞した特選大吟醸限定酒を10月4日から限定販売する。
同品評会は県と県酒造連盟の主催で、県内産清酒の酒質向上と醸造技術の研さんを目的に毎年開いている。本年度は県内65蔵から172点の吟醸酒・純米吟醸酒が出品された。14日に工業技術総合センター食品技術部門で開いた品評会で20社が知事賞に選ばれた。大北・安曇野では唯一。