2011年4月15日(金)付


小谷村長選 松本氏陣営のみ出席 事前審査 無投票が確実視
 任期満了(4月26日)に伴う小谷村長選挙(19日告示、24日投開票)の立候補届け出書類等事前審査が14日、村役場会議室で開かれた。これまでに出馬を表明している新人で元県姫川砂防事務所長の松本久志氏(61)=無・農業・土倉=陣営のみが出席し、村選挙管理委員会から書類等の確認を受けた。
 同選挙をめぐっては、松本氏以外に動きがなく、無投票が確実視されている。
 松本氏後援会(相澤誠男会長)は、鷲澤建設旧事務所に設けた後援会連絡所を拠点に、
組織拡大の取り組みを強めている。今後のむらづくりの展望について語る懇談会も村内各地で展開している。
 後援会事務所は、中土の相澤会長宅となっている。
 選挙運動用自動車検査は18日午前10時から役場前駐車場で。
 3月末現在の選挙人名簿登録者数は男1380人、女1426人の計2806人。
水仙 春の彩り 小谷村土谷の街道
 小谷村土谷地区の「土谷水仙街道」に植え付けされた水仙が開花の時期を迎え、道行く人たちの目を楽しませている。
 水仙は地域住民が自宅で咲いた球根を持ち寄り増やし続けているもので、花の少ない早春に彩りを添えようと、数年前に地域住民でつくる「土谷促進同盟会」が中心となり、県・村と協力して維持管理と沿道美化に取り組む、アダプト(道路里親)協定の締結を機に始まった。近年はアジサイやコスモスも移植され、年間を通じて花咲く街道として、景観保全活動が続けられている。
ことしもおもてなしの心 大町市観光ボラの会総会
 大町市周辺で旅行者の案内やイベントなどに協力する、大町市観光ボランティアの会(窪田英雄会長)は12日、本年度の総会を九日町の大町市多目的ホールで開いた。JRの信州デスティネーションキャンペーン(信州DC)で活躍した実績を踏まえ、ことしも市内での「おもてなし」に取り組む。
新年度の事業計画では、塩の道祭りや市内のトレッキングイベントなどへの参加協力や、JR信濃大町駅前「まちなか情報ステーション」での観光案内、昨年につづいての県主催「おもてなしの心」実践運動に参加し、スナップ写真の撮影協力や観光地案内などに取り組む。
感情豊かな少女画 松川村のちひろ館で展示
 松川村西原の安曇野ちひろ美術館館内展示室1では「ちひろ少女−記憶と心象−」をテーマに、ちひろの自画像ともいえる少女像など、感情豊かに描きだされた少女画を約50点紹介している。
展示室4の企画展は「東欧と日本を結ぶ色と線の幻想世界『ドゥシャン・カーライ×出久根育展』」。スロヴァキアを代表する絵本画家ドゥシャン・カーライとカーライに学び世界的に活躍する日本の絵本画家出久根育、2人の個性的で魅力的な作品が一堂に並んでいる。
米づくり体験描く きょうまで ふるさとの田んぼと水絵画展
 大町市の水土里ネットおおまち地域用水対策協議会(会長=牛越徹大町市長)は15日まで、「ふるさとの田んぼと水」子ども絵画展を大町市役所ロビーや2階東庁舎への渡り廊下で開いている。一年を通して米作りを体験した大町西小5年生が農作業の様子などを描いた絵画約60点が展示されている。
ロビーには稲刈りの大変さや楽しさを込めた、会長賞1点、理事長賞1点、入選6点と、展示の趣旨や田植え・稲刈りの活動の様子を紹介したパネルが飾られている。
熊出没や災害備え 大町北小で集団下校
 大町市の大町北小学校(金井伝校長・児童452人)は13日、集団下校を実施した。不審者情報やクマ出没、非常災害時に備えた取り組みで、子どもたちに安全な下校方法を周知するねらい。
全校児童が地区児童会長と担当職員に率いられ校庭に集まった。金井校長から「しっかりと話を聞く。列を乱さず歩く。『安心の家』や危険な場所を自分の目で見て確認する」と指導を受け下校した。
新1年生は初めての経験に戸惑うようすもみられたが、PTA役員に見守られ上級生にサポートしてもらいながら危険箇所や「子どもを守る安心の家」を確認。上級生も通いなれた通学路を見直す機会となり、わが身を守ることに意識を高めた。
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