2011年5月10日(火)付


一流の技学び元気を フットサルパーティー 小谷村
 小谷村の小谷小学校体育館を会場に7、8の両日、フットサルの全国リーグ・Fリーグ「ペスカドーラ町田」所属の一流選手らを迎えた「フットサルパーティー2011」が開かれた。同チームとの交流はことしで3回目。ことしは東日本大震災を受けて、心を一つに日本に元気を、という思いから「がんばろうチャリティー」イベントとして開催。選手との交流を通して義援金の募金も呼びかけた。
 スペシャルゲストに現役を引退した藤井健太さんを迎え、ペスカドーラ町田の甲斐修侍さん、金山友紀さん、大地悟さん、森谷優太さんが地元や全国から参加した愛好家を指導。基礎練習やボール運びなどで体をほぐし、ミニゲームを体験し、トップ選手の一流の技術を間近で学んだ。
事故防止判断力テスト 池田町に交通安全体験車
池田町役場に6日、県警の交通安全体験車「チャレンジ号」が登場した。来庁した高齢者ら住民に、測定器を使ってゲーム感覚で身体能力を確認してもらい、事故防止に役立てるねらいだ。
体験車では、画面を見ながら運転を疑似体験する適性検査や、点滅するスイッチを素早く押す判断力テストなどを実施。測定結果に基づき、係員が参加者に運転時のアドバイスを送っていた。
春告げる雪形まつり いーずらで写真展
春の訪れを告げる「第10回北アルプス雪形まつり」が始まり、まつりの一環「雪形写真展」が22日まで、大町市のギャラリーいーずらで開かれている。大北地域から望める、北アルプスの山々に現れ、農業の始まりなどを告げる雪形の数々を知ることができる。
山肌に現れる「雪形」は春の訪れが遅い大北地域で、農作業をはじめる目安などとして親しまれてきた。有名な鹿島槍ケ岳(2889b)の「鶴と獅子」や爺ケ岳(2670b)の「種まきじいさん」などが紹介されている。雪形ビデオでは、雪形とともに各地の名所紹介もしている。
スピードとスリル再開 デューンバギーアリーナ 白馬
 白馬村八方のオフロードバギー運転体験施設「白馬デューンバギーアリーナ」(ハンマーヘッド・モーターズ・ジャパン運営)は今月から、グリーンシーズンの営業を再開した。車愛好家が集い、自然のコースの中でスピード感とスリルを楽しんでいる。
 デューンバギーは海辺の砂丘を走るために考案された車。同施設はカナダ製の本格派デューンバギー“ハンマーヘッド”を、日本初の本格専用コースで試乗体験することができる施設として人気を集めている。
りりしく的を射る 池田町県下弓道280人
 第48回池田町弓道場開設記念春季県下弓道大会は8日、池田町総合体育館の弓道場で開いた。池田町体育協会(伊藤次夫会長)が主催、同町弓道会(吉野恒夫会長)が主管。県内から約280人が参加し、りりしい動作で的を射た。
同大会は、弓道が盛んだった同町で弓道場が完成したことを記念して始まり、半世紀近くにわたって続いてきた。高校生と一般の部に分かれ、個人戦と団体戦を金的と近的の競技で競った。選手たちはきびきびと礼儀正しく動作を決め、的に矢を打ち込んでいた。
今回は松川村も後援に加わり、すずむし荘の入浴券などを贈った。参加費の一部を、栄村の被災地義援金に充てる。
信越先人の苦労しのぶ 六左衛門道の踏破交流
 新潟県糸魚川市早川の有志でつくる「六左衛門古道を歩む実行委員会」(園田明夫委員長)と「西山ふるさと育栄会」(同)は4日、早川と小谷温泉を結ぶ林道「六左衛門道」の踏破調査交流会を開いた。5月とはいえ深い雪に覆われ、冬の様相の濃い山中の昔ながらの道を12時間かけて踏破。140年前に信越交流を夢見てこの道を開拓した、先人の苦労に思いをはせた。
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