2011年5月18日(水)付


古民家和服姿でお点前 煎茶道売茶流が県支部総会 白馬村
 白馬村岩岳の歴史的古民家「庄屋まるはち」を会場に15日、煎茶道「売茶流」の県支部総会が開かれた。あでやかな和服姿の会員が、煎茶会で同流派の点前を披露し、すがすがしい新茶の香りと味を楽しみながら、伝統文化の道の精進を誓いあった。
 古民家の風情ある茶席で、同会に所属する白馬村の門下生が点前を披露。八十八夜に摘みとったばかりという新茶「しゃん(美人の意)」が2煎ずつ振る舞われた。
現代工芸美術家協長野展 被災工芸仲間を応援 仙台市出身の相澤さん出展

 現代工芸美術家協会長野会(橋貞夫会長)は6月1日から、松本市美術館で開く第31回長野会展に、仙台市出身の陶芸家・相澤正樹さん(49)を招待する。東日本大震災で被災した工芸家仲間を応援しようと、会員以外の作家による陶芸作品2点を初めて展示する。
難コース一打集中 中信マレット連盟大会
 中信地区マレットゴルフ連盟主催の大会が15日、白馬村グリーンスポーツの森マレットゴルフ場を会場に開かれた。連盟に所属する各支部から200人が参加して、シーズン初めの大きな公式大会で、日ごろ鍛えた技を競い合った。
 36ホール、パー144でスコアを競った。同所は自然の地形をそのまま生かした難易度の高いコース。少しでもベストスコアを出そうと、真剣な表情で一打一打に集中した。微妙な起伏も絶妙のコントロールで乗り切るなど、各所で日ごろの練習の成果を発揮したファインプレーが見られ、広いコースに快音を響かせていた。
サクラソウ見ごろ 大町駅前ピンク色出迎え
長野県の絶滅危惧U類で指定希少野生植物にもなっている、原種のサクラソウが見ごろを迎えている。29日まで、大町市のJR信濃大町駅前で約800鉢の1株1株花の色の濃さや形など表情が違うピンク色の花が訪れた人を出迎える。
サクラソウはサクラソウ科の多年草。長野県では指定希少野生植物として条例で保護されている。古くから品種改良が行われ、園芸種が多く出回っている。
同所で展示しているサクラソウは、松本市自生のものを大町山岳博物館で平成10年から種や株から増やすなど研究用に生育している。博物館近くに自生しているサクラソウもあるため、種の交雑を避けたり繁殖や保全の必要性に目を向けてもらいたいと開花時期のみ博物館外に展示している。同館友の会会員がボランティアで水遣りや運搬も行っている。
生活用品で紙すき 小谷村 図書館どんぐり工作教室

 小谷村図書館どんぐりは14日、恒例の工作教室を開いた。小さな子どもを持つ親子連れなど多数が参加。身近にある生活用品を使って紙すきを楽しんだ。
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5月の一覧
社ソフト連盟開幕 6チーム熱戦の火ぶた
 社ソフトボール連盟(中島登美雄会長)の今シーズンが15日、社公園運動広場で開幕した。開幕式で松崎ソフトボールクラブの吉澤義文主将(57)は「練習の成果を十分に発揮し、優勝を目標に正々堂々と最後まで戦う」と宣誓。6チームによる熱戦の火ぶたが切られた。
 中島会長は「ケガすることなく熱戦が繰り広げられることを期待する。ソフトボールを通じ体と心、人と人とのコミュニケーションを大事に一丸となって地域の発展に一層精進していくことを誓う」とあいさつした。牛越徹市長を打者、諏訪光昭県議を投手に始球式が行われた。
 開幕式前には、3月発生した東日本大震災犠牲者の冥福を祈る黙とうも行われた。
 31シーズン目を迎えることし、7月末まで6チームによる総当り2回戦で争われる。