2011年6月23日(木)付


幼児の救命講習会 白馬村子育て支援ルーム
 白馬村の子育て支援ルームで20日、乳幼児の救命講習会が開かれた。小さな子どもを持つ母親らが多数参加して、北アルプス広域北部消防署の救急救命士から実技を中心とした講義を受けた。
 乳幼児のいる家庭で起こりやすい、異物を飲み込んでしまった時の除去方法、やけどの応急手当て、AED(自動体外式除細動器)による心肺蘇生を乳幼児大の人形を使って体験した。
夏の食事交流会 野花の会と南山会 大町市平西原
 大町市平西原の小地域福祉ネットワーク「野花の会」(梅沢泰三会長)は18日、地域の老人クラブ「南山会」(佐藤弘文会長)と、夏の食事交流会を西原公民館で開いた。大町署員の講話や昼食会などを通し、交流した。
今回は初めての試みで、所管の木崎駐在所の渡邊正樹さんを招き、交通安全や振り込め詐欺などの防止についての講話を聞いた。渡邊さんは、出歩くときは反射たすきをつけることや、家族などに相談・確認する詐欺対策など、自身やまわりの人たちが悲しい思いをしないで済むように気を付けることを呼びかけた。かくし芸の皿回しなども披露し、笑顔の絶えない席となった。
昼食会では、豚肉の角煮大根やてんぷらなどの手作り料理や、そば屋の会員が提供したそば雑炊などを囲み、和やかに過ごした。
河川公園きれいに 愛護会が環境整備ボラ 大町市白塩町
 大町市白塩町の有志でつくる白塩町河川公園愛護会(続麻房雄会長)は5月から毎月第3日曜日、農具川下花見橋付近の河川公園整備のボランティアに取り組んでいる。19日に行った作業には、入れ代わり立ち代わりで30人ほどが参加し、身近な景観を磨いている。
橋から北へ約800bで、土手の草刈りや河川敷の公園部分に植えた芝桜の整備などを行った。燃料費などは集めた会費でまかない、住民同士でできる範囲で力を合わせて作業した。
ミズバショウ見ごろ 小谷村栂池自然園で祭り

 標高約1900bの高地にある小谷村の栂池自然園で26日までの日程で、恒例の「水ばしょう祭り」が開かれている。ミズバショウはやや遅れがちだったが、群生地の面積が日ごとに広がり、花数を増している=写真。
 ダケカンバの芽吹きやシラネアオイ、リュウキンカの花々なども咲き、高山植物と新緑と残雪が美しいコントラストを見せている。
第九を歌う会に支援金 大糸タイムス友の会総会
 本紙関係事業所や団体などでつくる「大糸タイムス友の会」(坂中正男会長、124社)は22日、23年度定期総会を大町市温泉郷の黒部ビューホテルで開いた。本年度事業を承認し、役員の欠員にともない、新たに幹事、監事5氏を選出した。
本年度事業は、例年行っているマレット、ゴルフ大会、チャリティーダンスパーティー、市民のための健康講座などの開催を予定。9月には日帰りバス旅行などを行う。
地域団体を助成する支援事業では、創立20周年を迎える北アルプス第九を歌う会(横澤厚信会長)に支援金を送った。
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6月の一覧
大北も真夏日の夏至 松川りんりんパークで涼
22日は、1年間で昼間が最も長いとされる、二十四節気の一つ「夏至」。大北地域では最高気温が30度以上を記録し、ことし初めての真夏日となった。
松川村の松川中央公園「りんりんパーク」では、強い日差しが照りつけるなか、家族連れなどが園内を流れる小川で、水遊びをしながら涼をとっていた。小さな子どもたちは水しぶきを立てたり、流れる草花を追いかけたりと、本格的な夏の訪れを楽しんでいた。
長野地方気象台によると、大北地域では午後1時現在、最高気温が大町市で30.8度、白馬村で31.1度を記録。週末に天候が崩れるものの、この先1週間は最高気温が26〜31度で推移し、蒸し暑い日が続きそうだ。梅雨明けは例年、7月21日ころだという。