2011年10月13日(木)付


広がる楽器作りの輪 白馬アルプホルンの会

 白馬村の冨田勝司さんの工房で、間伐材を有効活用したスイスの民族楽器「アルプホルン」を自分たちで作ろうと、村内外の音楽愛好家らが作業に取り組んでいる。冨田さんの趣味で始めた楽器作りは、冨田さんに触発され、自作の楽器で演奏することを基本とする「白馬アルプホルンの会」による、村の新たな音楽文化を生み出した。楽器作りの輪は大きな広がりを見せている。
プロの歌魅力触れる 松川村 すずの音演歌まつり 匠歌謡教室
 松川村の「匠歌謡教室」(平林泉会長)は9日、すずの音(ね)演歌まつり「秋の祭典 池田輝郎歌謡ショー」をすずの音ホールで開いた。安曇節のふるさと・松川村で、プロの演歌歌手や同教室で学ぶ生徒らが演歌や民謡を歌い上げた。
池田さんは長野県初のオンステージ。「雨の夜汽車」「湯の里しぐれ」「湯の町哀歌」など、たっぷり1時間を歌い上げた。ゲストコーナーでは、白馬にルーツをもつコロムビア所属の民謡歌手・山本泉さんや、特別ゲストにキングレコードの笹あきらさんらがステージに立ち、豪華な舞台となった。
ステージの歌唱コーナーでは、同教室の生徒や、一般のカラオケ愛好者30人が登場。練習を重ねた美声を披露し、拍手を浴びた。
凛と弦引き的狙う 池田町で秋季県下弓道大会
 第31回池田町秋季県下弓道大会(主催・池田町体育協会、主管・池田町弓道会)は9日、同町総合体育館弓道場で開いた。県内各地からの一般参加者や中信の高校生ら280人余が参加し、日ごろ鍛えた腕を競った。
個人戦では各自6射、3人一組の団体戦では1人4射の12射で競った。場内は凛(りん)とした緊張感に満ち、参加者は精神を集中して的めがけ、きりりと弦を引き矢を放っていった。
同町では49年前の弓道場の完成を記念し、毎年春に県下大会を開催。30年余前から秋に弓道会で開いていた大会も併せて開催している。
工藤さんが初優勝 大糸タイムス杯ゴルフ大会

 本社、大糸タイムス友の会、日向山高原ゴルフコースが主催し8日に開いた第37回大糸タイムス杯ゴルフ大会は、工藤祐一さんが初参加で優勝を決めた。 工藤さんは「びっくりしています。天気も良く、パートナーに恵まれ、素晴らしいグリーンで気持ち良くプレーできました」と感想を述べた。
色づく七色オオカエデ 池田町大峰高原 来週見ごろ
 池田町大峰高原の七色オオカエデが色づき始めた。例年10月初旬に色づき、中旬から下旬にかけ見ごろを迎えるが、今年も来週からが見ごろとなりそう。
 オオカエデ近くの駐車場にはすでに整理要員が配置され、観光案内所のテントも設営されている。週末を中心にコスモスに囲まれた屋台村がお目見えし、地元の人々が訪れる人をもてなす。
 毎年多くの観光客や写真愛好家でにぎわうが、近づいて根元を踏み固めると木が弱ってしまうため、周りには柵が設置され、保護されている。
 関係者は、「多くのみなさんに長く楽しんでいただくため、柵の内側には立ち入らないで」と呼びかけている。
中学生バスケ熱戦 あづみ野ロータリーカップ
 大北・安曇野の中学生バスケットボールチームが競う、第22回中学生バスケットボール安曇野大会「あづみ野ロータリーカップ」(主催・安曇野市バスケットボール協会、協賛・あづみ野ロータリークラブ、本紙など後援)は9、10の両日、穂高西・穂高東両中学校の体育館で開いた。
「夢気球杯」から名称を変更した大会。大北・安曇野から男子12チーム、女子11チームが参加し、予選リーグ、決勝トーナメントで競った。
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