2011年10月19日(水)付


白馬 選手、コーチが表敬訪問 中国スキー訓練隊強化合宿
 中国のスキージャンプの、ナショナルチームジャンプ訓練隊と、吉林省通化市のノルディックコンバインド訓練隊の選手団が、夏合宿のため今月末まで白馬村で練習に励んでいる。ソチや次の冬季五輪をめざしての、ジャンプ陣の選手強化と育成が目的。17日は選手とコーチらが太田紘煕村長を表敬訪問した。
 訪れたのは15歳から31歳までの女子選手5人を含む19人。中国では夏場のジャンプ練習が難しい環境にあるため、冬シーズン前の調整に大切な機会という。団長を務める中国滑雪協会副秘書長の安林彬さんは「白馬ジャンプ競技場の素晴らしい練習施設を利用させてもらえることに深く感謝。日本のスキージャンプはレベルが高いので日本を見本に五輪をめざしたい」と話した。
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10月の一覧
手作業でソバ刈り体験 大町市 八坂中生と韓国学生
 大町市八坂の八坂中学校(木我直由校長)はこのほど、地域の特産物を全校で育てるソバの収穫を八坂地区四辻のソバ畑で行った。韓国から国際交流プロジェクトで訪れた学生30人との交流と合わせ、昔ながらの手作業でのソバ刈り作業を体験した。
生徒や韓国の学生たちは鎌を手に約10eの畑でソバを刈り、足踏みの脱穀機でソバの実を取り分けた。両国の生徒と学生は言葉が通じないながら協力し、作業を一緒にやり遂げた。
国際交流プロジェクトは、「育てる会」が自然との共生や助け合いを重ねてきた日本の農村の暮らしに触れてもらいたいと、韓国からフリースクールの学生を招いた。
 同校では総合的な学習の一環で、全校生徒がソバの栽培を体験。郷土の伝統的な作物を通じて地域の食と農を学んでいる。
防災ヘリで迅速消火を 県と池田・松川消防団が訓練
大北地区南部消防連絡協議会は16日、池田町・松川村両消防団と県消防防災ヘリコプター「アルプス」との、連携訓練を松川村の細野河川敷グラウンドで開いた。団員参加で初めて空中消火の実践的な訓練を行い、迅速な消火活動に備えた。
訓練には両消防団、北アルプス広域南部消防署、県消防防災航空隊から約150人が参加した。団員たちがヘリ下部のタンクにホースで中継送水、ヘリが離陸し散水すると、大きな水しぶきが上がった。
ヘリのそばでは航空隊員が地元消防団に、防災ヘリの仕様や送水時の注意などを説明した。一般住民も会場を訪れ、間近に見る防災ヘリにカメラを向けていた。
迫力の管楽器披露 大町市民吹奏楽団が定期演奏会
大町市民吹奏楽団(北沢治樹団長)は16日、第17回定期演奏会(大糸タイムス社後援)を市文化会館で開いた。メンバー約50人が常任指揮者・石津成人さんの指揮で、迫力ある管楽器の音色を来場者300人に披露した。
ステージは2部構成で、「世界の音楽」をテーマにプログラムを組み、映画音楽やポップスのアレンジなど親しみやすい楽曲も盛り込んだ。ことしは初めての試みとして、開演前に来場者をクラリネットアンサンブルで出迎えた。
往年の名車勢ぞろい モーガンクラブ設立5周年 白馬 ラ・ネージュ東館
 白馬村八方和田野の森のリゾートホテル ラ・ネージュ東館で15、16の両日、クラシックカーの愛好家による「モーガンクラブニッポン」の設立5周年イベントが開かれ、往年のクラシックカーが一堂に会した。
 同会はイギリス製のクラシックカー・モーガン車をこよなく愛し、走りを楽しむ愛好家で構成。日本各地にツーリングをしたり、国内外のクラシックカーイベントに参加するなど、多岐にわたる活動を続け、親ぼくを深めている。今回は首都圏を中心とする愛好家の車21台、37人が参加。紅葉の美しい秋の白馬を華やかに走りながら5周年の節目を祝った。
「とんぼまつり」で交流 池田の安曇養護学校
池田町の安曇養護学校(布山清保校長)は14、15の両日、第24回学校祭「とんぼまつり」を開いた。15日の一般公開は、生徒による手作りの商品販売や地元住民との交流に、多くの来場者でにぎわった。
高等部はレザー班や木工班など作業学習に取り組む生徒たちが、学習の成果を生かした商品を販売。南安曇農業高校内に設けられた分教室からも出品があり、南農生徒とともに育てたあい染めの巾着袋などが並んだ。