2011年11月16日(水)付


安全策やマナーの徹底 大町署など 狩猟解禁日に啓発
大町署や県北安曇地方事務所、大北地区猟友会などは狩猟解禁日の15日、猟銃による事故や違反の防止を呼び掛ける啓発活動を大北管内で行った。参加者約40人が各市町村に分かれてパトロールを行い、ハンターに安全策やマナーの徹底を求めた。
大町市の居谷里貯水池付近では日の出とともに、オレンジ色のベストと帽子を身に付けたハンターが出猟、署員や鳥獣保護員らが見守るなか、野鳥に狙いを定めていた。
同署生活安全刑事課の小杉久仁喜警部補は「シーズンの初日は、狩猟家も気負いがち。安全に努め、事故防止を図ってほしい。住民のみなさんにも狩猟に対し、理解してもらえれば」と話した。
小谷村商工会 塩の道のルート表示 スマートガイド・アプリ
小谷村商工会は11日、自分の位置情報を確認しながら「塩の道」を歩ける、スマートフォン向けアプリケーションソフト「塩の道スマートガイド・アプリ」を正式リリースした。観光客への提供のほか、市町村をまたぐ広域的なガイドの養成やサポートへの活用も視野に入れる。
商工会は「塩の道」で結ぶ地域が連携した、広域的な観光振興に役立てようとアプリを開発。10月から試験的に公開していた。正式運用に伴い「塩の道」のルートの正確性や、操作の利便性を向上した。
アプリは画面の地図上に、糸魚川市から松本市まで約120`のルートを表示し、沿道の史跡や名勝の情報も落とし込んだ。GPSを用いて現在地を表示でき、歩いた行程も記録できる。「アンドロイド」を搭載した機種向けで、アプリ提供サービス「マーケット」から、無料でダウンロードできる。
感謝込め一年の集大成 大町市八坂 山留生が収穫祭
 大町市八坂・美麻の山村留学生を受け入れている(財)育てる会八坂美麻学園は12、13の両日、収穫祭を同市八坂の山村留学センターで開いた。山留生たちは研究や太鼓劇の発表、バザーなどを通して、ことし一年の生活の集大成とし、地域の住民や保護者に感謝を込めた。
山留生全員で演じた太鼓民話劇は、美麻地区に伝わる「青具の天狗(てんぐ)様」を、普段から学園で取り組んでいる太鼓演奏や舞い、木やりなどの伝統芸能を組み入れてアレンジ。感謝を忘れ収穫を当然と思っていた村人が災害に遭い、支え合い自然の恵みに感謝する気持ちを取り戻す物語を熱演した。
「あずみ」初出場で優勝 池田早起野球大会が閉幕
 池田町の第42回早起野球大会(伊藤次夫大会長)の今季閉幕式が12日、同町福祉会館で行われた。1年間の熱戦の結果、「安曇総合病院附属メンタルケアセンターあずみ」チームが初出場、初優勝を飾った。
大会は4月末から8チームそれぞれ14試合を展開。安曇総合病院附属メンタルケアセンターあずみの山崎泰彦監督は「年齢層は高いが、経験者が多く良いチームだと思う。目標は優勝だったので、初参加、初優勝ができてよかった」と話した。
健やかな成長を祈願 大町 仁科神社で七五三
 11月15日は「七五三」。氏神や神社にお参りして3歳の男女児、5歳男児、7歳女児の健やかな成長と健康を祈る光景が見られた。
大町市平森の仁科神社(羽田浩一宮司)は恒例の、「七五三祝祭」に地域のりんどう幼稚園(西沢弥恵子園長)としらかば保育園(長沢育子園長)の年長児34人を招いた。子どもたちの成長や無病息災祈願、オオヤマザクラ苗木植樹などで成長の節目を祝った。
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11月の一覧
東細野ドリンカーズ初優勝 松川ソフトボール閉幕式
 松川村ソフトボール連盟(左治木真会長)第36回大会の閉幕式が13日、すずの音ホールで開かれた。5月から村内16チームによる総当たり戦が行われ、「東細野ドリンカーズ」が13勝2敗で第3回大会の初出場から、34シーズン目で初優勝した。
東細野ドリンカーズ監督の小笠原明幸さんは「優勝は悲願だった。ことしはチームの『和』が良く、団結力高く試合をすることができた。来年は全勝をねらっていきたい」と話した。