野菜作りで農業触れる 白馬アグリスクール開講
 白馬村の「白馬地場産推進会」(福島和子会長)主催の「アグリスクール」がこのほど、同村沢渡のふれあい農場で開講した。日ごろ農業に接する機会の少ない親子らが、農業のベテランの推進会のメンバーと楽しみながら野菜作りを体験し、農業や地元の食材に親しみを深めてもらう企画。ことしは14組の家族が受講を希望した。
 初回は開講式が開かれ、参加者はさっそく自分たちの畑として定められた区画で、インゲンやニンジンの種まきと、ミニトマトとリーフレタスの野菜苗を植える作業を行った。会員は苗の植え方、今後の栽培の注意点・コツをていねいに説明。参加した親子はほとんどが初心者で、慣れない作業に戸惑いながらも協力し合って作業を終えた。
 参加者は「専門的な知識を学びながらの野菜作りはとても勉強になる」と、ベテランの助言に熱心に耳を傾け、収穫を楽しみにしていた。
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6月の一覧
32チームが熱戦 白馬ソフトバレー春季大会
 白馬ソフトバレーボール春季大会(主管・白馬ソフトバレーボール連盟・安松雄一郎大会長)がこのほど、ウイング21を会場に開かれた。村内外などから32チーム、200人余が参加。男女混合の予選リーグと決勝トーナメントで熱戦を繰り広げた。
 ソフトバレーは4人1組でゴム製の柔らかいボールを打ち合い、得点を競い合うゲーム。ボールが柔らかいため、初心者でも手軽に楽しめるのが魅力。
 力強い選手宣誓で開会式が行われ、選手たちは日ごろの練習成果を発揮して、攻守にわたって熱戦を繰り広げた。選手の競技歴はそれぞれだが、ソフトバレーの特性を存分に生かし、和気あいあいとした雰囲気で年配者も若者も一体となってプレーを楽しんでいた。
 同大会は、村内外のチームの交流と競技力の向上をめざし、毎年春秋の2回開催されている。
政治身近に感じて 大町西小6年が議会見学
 市立大町西小学校6年生51人は11日、市議会の一般質問を見学し、身近な問題を議論する場を目の当たりにした。暮らしと行政の関わりについて理解を深め、秋の「子ども議会」開催を目指す。
総合的な学習の時間で子ども議会を開きたいと取り組む北沢楓花さん、清水玲香さん、荒川菜緒さんの3人が中心となって議会と調整し、開会中の定例会を訪れた。同学年は社会科で暮らしと政治について学んでおり、東京都への修学旅行で国会議事堂を見学するなど学習している。国政の次は身近な自治体の議会運営に触れるねらい。
大町市 ルール守り災害ゼロ 労働基準協が産業安全大会

 大町労働基準協会(小松信吾会長)は12日、平成24年度大北安曇野地区産業安全大会を大町市のサン・アルプス大町で開いた。大北・安曇野の企業関係者が集い、「ルールを守る安全職場 みんなで目指すゼロ災害」のスローガンを掲げ労働者の安全と健康を最優先する「安全文化」の確立を宣言した。
小谷流手前みそ造り 「食実践塾」文化継承を
 小谷村中土の観光交流センター・やまつばきを会場にこのほど、「第9回おたり食実践塾」が開かれた。次世代に向けた伝統食や生活文化の継承などを目的に、農村女性らで構成する「小谷村の食と農を考える集い」と、棚田オーナー推進会議が共催。
 例年、棚田オーナーを対象に行っていたみそ造り講習会を村民にも楽しんでもらおうと、みそ造りを企画。地元のみそ造りの達人・山田和男さんの指導で、棚田オーナーや地域住民が小谷流手前みその仕込みを体験した。

2012年6月15日(金)付