2012年６月22日付

ワールド･ラグジュアリー･ホテルアワードのホテル部門
信州白馬八方温泉しろうま荘　国際的賞にノミネート
　白馬村の信州白馬八方温泉しろうま荘がこのほど、国際的に傑出した宿泊施設に贈られる「Ｗｏｒｌｄ　Ｌｕｘｕｒｙ　ＨｏｔｅｌＡｗａｒｄｓ　２０１２」（ワールド・ラグジュアリー・ホテルアワード）にノミネートされた。
　アワードを決定する機関は、世界クラスの設備とサービスの卓越性を利用者に提供するグローバルな組織。世界87か国の旅行会社、トラベルコンサルタント、トラベルライターなど旅のプロフェッショナルたちが、施設やもてなしなどのクオリティーを厳しく審査。
　インターネットのホームページで世界を旅歩くツーリストたちも加わって投票を行い、世界的にラグジュアリー（最高級）と認められた施設を表彰している。関係者の間では「ツーリズムのアカデミー賞」とも称される栄誉ある賞という。

大町市　電気ショックで捕獲　青木湖漁協　外来魚駆除　初の試み
　大町市平の中綱湖で20日から、電気ショックを使った外来魚捕獲作戦が始まった。稚魚を中心にマブナやタナゴなど在来魚を獲物とする外来魚のブラックバスやブルーギルを一掃することで、在来魚の魚影が濃いかつての水辺環境を取り戻すねらいで、同湖を管理する青木湖漁業協同組合（太谷正祥組合長）の初めての試みだ。
　県水産試験場の指導協力を得ながら、外来魚の繁殖期に合わせ実施し、組合員ら十数人が参加した。木崎湖漁協関係者も視察に訪れた。
　モーターボートに装着した、２つの電極で湖面に電流を流す装置を使用して作業。電気ショックで失神した外来魚が次々と浮かび上がり、網ですくい上げ捕獲した。岸辺を重点的に１時間半ほどかけて湖を１周し、ブラックバスを中心に40匹ほどの成果があった。

科学から勝つための努力　大町市　専門家招きスポーツ講演会
　大町市体育協会（石原学会長）と市教育委員会はこのほど､大町公民館分室で、スポーツ講演会を開き、約１３０人が参加した。
　講師に大町市出身で大町高校ＯＢの国際武道大学体育学部助教の神事努氏（33）を招き、「金メダルの裏側～勝つためのスポーツサイエンス～」をテーマに話を聴いた｡女子ソフトボール日本代表チームやプロ野球選手などの貴重な映像を紹介しながら、スポーツ科学の観点から、選手がどのように勝つための努力をしているかを話した。

仁科郷若草会が優勝　大町老ク連ゲートボール大会

　大町市老人クラブ連合会（上條昭雄会長）の第65回ゲートボール大会がこのほど、市運動公園陸上競技場で開かれた。市内の16チーム総勢１２０人が参加し、快音を響かせた。試合終了時点で上位３チームが全勝で並ぶ混戦となり、得失点差により仁科郷若草会が優勝した。

育成や地域発展へ結束　大糸タイムス友の会が総会
　大糸タイムス友の会（坂中正男会長）の平成24年度定期総会が21日、大町温泉郷の立山プリンスホテルで開かれた。本年度の事業計画など決め、大糸タイムス紙の育成や各種事業展開による地域発展に向け結束した。
　大糸タイムス友の会は平成10年６月に発足。大糸タイムスと友好の事業所や団体などで組織する。３月末現在の会員数は１１７社。総務広報、旅行、スポーツ健康、文化事業の４委員会が中心となり各種事業を行っている。

刺股使い実践的訓練　小谷中で防犯意識高揚
　小谷村の小谷中学校（小林芳裕校長、生徒86人）でこのほど、防犯教室が開かれた。不審者が校内に侵入した場合を想定した実践的な訓練を行い、生徒と教諭が自分の身の安全と大切な命を守るための防犯意識を高めた。
　訓練では大町警察署員扮（ふん）する不審者が、凶器を手に１年生の教室へ侵入。担任教諭は机やイスを使って凶器を持った犯人の前に立ちふさがり、生徒を教室外に誘導・避難させて生徒の安全確保をはかった。