日ごろの活動成果発表 白馬村文化祭にぎわう
 白馬村文化祭が2日から4日までの日程で、同村ウイング21を会場に開かれ、大勢の来場者でにぎわった。
 「出会い・ふれあい・学び合い」をテーマに個人や団体で文化活動をしている村民が、作品展や芸能祭で日ごろの成果を発表。アリーナでは村内の同好会や愛好会・サークルの絵画や写真、クラフト、子どもたちの絵や習字など、作品が多数出展された。
 文化ホールでは吹奏楽や合唱団体、キッズダンス、クラシックバレエなど幅広いジャンルのサークルが活動成果を発表、会場からは惜しみない拍手があがった。
 会場入り口では、同村の姉妹都市の和歌山県太地町と、静岡県河津町による特産物の出展や、地元の農産物や手作り品の出店・バザーなどが行われ、地域の魅力のPRに一役買っていた。
小谷の農家キビ脱穀 伝統の味田舎もちを生産
 小谷村中土の農家が、同村の冬の特産品・田舎もちの原料確保のため取り組んできたキビ栽培が収穫期を迎えた。4日はそれぞれの畑で収穫したキビを持ち寄り、脱穀作業に汗を流した。
 キビは雑穀の一種。JA大北ではキビや粟・トチの実、黒豆といった地場産素材で作ったもちを冬の特産品として販売。これまでは大網地区の農家がJAの委託で栽培していたが、高齢化により栽培が困難になっていた。伝統の味を守ろうと、もちの製造を手がけているJA大北おたり支所中土支部の女性部員が支部内会員に栽培を呼びかけ、賛同した5軒の農家が約7eの畑で栽培を手がけた。
声援受け力走 大町で県高校駅伝

 県高校駅伝は4日、大町市運動公園陸上競技場をスタート・ゴールに市内で開かれた。男子35チーム、女子18チームが力走し、男子は佐久長聖高校(15連続)、女子は長野東高校(6連続)が優勝し、連覇記録を伸ばした。男子には地元の大町高校・大町北高校も出場。選手は地域の声援を受けて力走し、大町高校は9位で完走した。
優勝は宮田町クラブ 大町ソフト連盟が総会
 大町市の大町ソフトボール連盟(島田剛志会長)は4日、本年度の総会と納会を大町温泉郷黒部観光ホテルで開いた。宮田町クラブがチーム結成以来26年目の優勝を成し遂げた。
表彰式で、各チームや受賞者に優勝旗や賞状、トロフィーが手渡され、拍手を受けた。本年度は19チームが熱戦を繰り広げ、シニアチームも上位に食い込んだ。
島田会長は「宮田町はきずなの強いチームで、来年も強い結束で連覇を目指してほしい。各チームとも人数不足という課題がある。みなさんと盛り上げていかなければ。いい対応をしたい」と話した。
トップページ

●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2010 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.

11月の一覧
階段避難車で安全移動 県内初 大町病院が導入
 市立大町総合病院は、災害時に歩けない患者を、介助者が一人で階段を安全・円滑・迅速に降ろすことができる「階段避難車」を導入した。2日に実施した防災訓練の避難誘導訓練で、実際に活用した。病院としての導入は県内初という。
導入したのはイギリス製の「イーバッグ・チェア」。下部に備え付けられたスキー部のゴムのベルトが適度なブレーキをかけ、一人の操作者で階段をスムーズ・安全に降ろすことができる。平坦なフロアでは車いすのように移動できる。

2012年11月6日(火)付

丹精込めた力作並ぶ 大町市文化祭で菊花展表彰
 大町市文化祭で、市文化会館西側駐車場で菊花展が行われ、市内愛好家や小学生が丹精込めて育てた242点の力作が並んだ。初日2日の表彰式では、競技花の部県知事賞や三本立ての大糸タイムス賞など優等首席に賞状が手渡された。
大町秋香会メンバーや大町公民館の菊づくり講座受講生らが出品。細かく手を入れた競技花から、福助花壇や3本仕立てなど、苦心を重ねた見事な大輪が寄せられ、文化祭に秋の彩りを添えた。