白馬冬の魅力PR 中国の観光関係者招く スキー場視察 冬遊び提案
  県は2日まで、中国北京市周辺のスキー関係者らを招き、県内観光地を紹介した。知名度が高い白馬村周辺地域を重点に、スキー場や温泉地など長野の冬の魅力をアピールし、誘客拡大につなげるねらいだ。
訪日団は旅行会社やスキー場、スキークラブ、メディアなどの関係者10人。2月28日はHakuba47など白馬・小谷両村内のスキー場を視察し、スノーモービルの試乗やスキーの滑走などを通じて、冬の楽しみ方を体験した。
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川上栞さん文科大臣賞 信濃書写教室全国13人入賞
 年始の書道の硬筆・毛筆の全国大会3大会で、大町市の信濃書写教室(峰村香室長)で学ぶ小・中・高・短大生・社会人計13人が入賞。文部科学大臣賞や学年1位など活躍した。
第28回全国学生書初め展覧会では8人が入賞し、仁科台中2年の川上栞さんが文部科学大臣賞(硬筆の部中学の部最高賞)、大町高校2年の二條由起子さんが学年優勝杯(硬筆の部高2の部1位)となった。第49回全日本書き初め展覧会では4人が入賞し、大町西小3年の川上菜さんが日本武道館会長賞(席書の部学年1位)に輝いた。第29回全国年賀はがきコンクールでは5人が入賞した。
冬の自然魅力体感 木流川と楽しむ会観察会
 白馬村と同村の有志でつくる「木流川と親しむ会」、白馬村地域用水対策協議会はこのほど、恒例の冬の観察会を開いた。自然豊かな木流川の雪原をスノーシューやかんじきで歩き、自然に詳しい会員らが、厳しい寒さの中で繰り広げられている動植物の営みなど、みどころを解説。冬の魅力を存分に体感した。
 積雪が多いため、夏場には観察が難しい、高所の樹木の冬芽の観察ができた。寒さの中にも、植物は来たるべき春に向けてしっかりと芽吹きの準備をしていた。こずえの先でけなげに生きる姿に、参加者は連綿と続く命の尊さを感じ、春を心待ちにしていた。

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3月の一覧
子どもの未来へメッセージ 松川村 ちひろ美術館で企画展

 冬季休館していた松川村の安曇野ちひろ美術館が1日に開館し5月7日まで春の企画展が行われている。このうち「手から手へ展-絵本作家から子どもたちへ 3・11後のメッセージ」では、7か国110人の絵本作家が「子どもの未来を考える」をテーマに描き下ろした150点の原画を展示。同展はヨーロッパを巡回し、国内では初の開催となる。
悩みに気づき声掛けを 大町保健福祉事務所 自殺対策強化月間で啓発
 3月は「自殺対策強化月間」。大町保健福祉事務所は1日、大町市のザ・ビッグ店頭で街頭啓発を行い、身近な人の悩みに気づくよう地域住民に呼び掛けた。
職員3人が店頭に訪れた来店者に啓発ティッシュを配り、悩みのサインへの「気づき」、本人の気持ちを尊重する「傾聴」、専門家への「つなぎ」、寄り添う「見守り」などの大切さを訴えた。
予防月間は31日まで。3月は決算が迫る年度末や進学・就職・転勤などの環境変化が多いことからストレスにつながり、全国的に自殺が増える時期とされ、対策を強めることで防止につなげようと定めている。「気づき」「声かけ」を通して、国民一人ひとりが、身近な人の悩みのサインに気づくことで支えあえる社会づくりを呼びかけている。

2013年3月3日(日)付


祝福受け巣立ちの日 大町市内2高校で卒業式
 大町市内2高校で2日、卒業式が行われた。大町高普通科・理数科計4クラス163人、大町北高普通科4クラス128人の卒業生が保護者や在校生の祝福を受け、高校生活から新たな巣立ちの時を迎えた。近づく統合を前に、伝統を新校へ引き継ぐ思いを後輩に託した。
大町高校では、卒業生一人ひとりの名前が読み上げられ、クラスの代表者が下坂一俊校長から卒業証書を受け取った。在校生は応援団のコールを贈り、卒業生は保護者が見送る拍手の中で退場した。
鳥羽奨学会賞には棋道部と弓道部の6人が受賞。皆勤賞は34人が表彰された。