かんじき履いてレース 小谷村土谷 田んぼで雪の交流会
 小谷村土谷地区の土谷分館は3日、「土谷雪の交流会」を開いた。同地区の中通公民館裏の田んぼを利用した会場で、雪国ならではの遊びで親ぼくを深めた。
 菓子や生活用品などの景品めがけて雪玉を投げ、当たった分だけもらえる「雪玉投げ景品落とし」、昔ながらのかんじきを履いて雪上を駆けるレースなど、多彩な種目を実施。雪玉がなかなか命中せずに苦戦したり、慣れないかんじきに転びそうになったりと、大いに盛り上がった。
 子どもたちが埋もれた雪の中からお菓子を拾う「宝探し」、スノーレーサーと呼ばれる現代のそり用品や、除雪に使うスノーダンプを使ったそり遊びといった、順位を競わないお楽しみ競技も行われ、幅広い世代が一つになって心地よい汗を流した。
エコキャップ回収に協力 三井生命 大町西小に感謝状
 三井生命長野支社の藤本淳副支社長と、辰己豊美さんが1日、市立大町西小学校を来訪、同校児童らが1年を通して集めたペットボトルのキャップ6万3400個、約158・5`が、ポリオワクチン79本分となり、発展途上国の子どもの命と健康を守るための活動に貢献したとして感謝状を贈った。
 感謝状は、ペットボトルのキャップを集め再資源化することで、CO2の削減と、その売却益で発展途上国の子どもたちにポリオワクチンを送る活動を行うNPO法人エコキャップ推進協会(横浜市・矢部信司理事長)との連名で贈られた。同校では、前期後期のボランティア委員らが中心となり、児童らが持ち寄る以外にも、児童会祭りなどのイベントを利用して、保護者や地域の人に協力を依頼。前期委員会長の荒川菜緒さんが、代表して感謝状を受け取った。
利用者とボラ交流 松川 まめまめ会食会
 松川村社会福祉協議会主催のまめまめ会食交流会がこのほど、村すずむし荘で行われた。「まめまめ弁当」はボランティアが手作りし、社協の協力で村在住65歳以上の一人暮らしの希望者に月に4回届けられる。
利用者は「食べごとは大変」「いつもおいしいお弁当をありがとう」と感謝し、ボランティアは「おいしい弁当作りに励んでいきたい」「できる限りお手伝いしたい」などと自己紹介をした。
大町警察署松川村駐在所所長の柳澤久巡査部長が、高齢者の安全対策について話した。村内の事故の多発を受けて、車や自転車の一時停止を怠らないよう、安全意識の高揚に努めてほしいと話し、夜光性のたすきとリストバンドを配った。犯罪件数が増えていることを受けて、「振り込み詐欺」の新しい手口「特殊詐欺」に十分注意するよう促した。
現在、まめまめ弁当の利用者登録は60人近くで、ボランティア登録は70人にのぼる。体に優しい手作り弁当をモットーに20年以上続いている。同会は両者が交流する場として、年に2回行われている。
支え合う活動に理解 池田 サポートてるてる会員講習会

 池田町社会福祉協議会のサポートてるてる協力会員講習会がこのほど、町総合福祉センターで開かれた。登録会員と新規に登録する会員合わせて11人が参加し、サポートてるてるの目的や活動内容、高齢者福祉制度について理解を深めた。

同事業は、助けが必要な依頼会員と手伝いが可能な協力会員とが支え合う活動で、昨年度は35人の協力会員が登録し、2316件の活動(依頼)が行われた。
力作 ひな人形弁当 小谷保育園でおにぎり給食
 小谷村の小谷保育園(山田圭佐美園長、園児65人)で1日、ひな祭りにちなんだ「おにぎり給食」が実施された。保護者がひな祭りをイメージして作った、愛情と工夫にあふれたおにぎりを食べながら、日本の伝統行事に食で親しんだ。
 おにぎり給食は園児とその保護者に、米を中心とした日本型食生活から食べることの喜びと感謝を知り、食育の促進をはかろうと、季節の行事や園児の誕生会などに合わせて毎月1回、家庭からの手作りおにぎりを持参するイベント。3月はひな祭りを表現した。
感謝込め卒業祝う 白馬南小6年生を送る会

 白馬村の白馬南小学校(望月千惠子校長、児童125人)で1日、卒業を控えた6年生を送る会が開かれた。在校生がこの日のために企画した心のこもった出し物で卒業を祝い、小学校生活が残り少なくなった6年生21人と最後の思い出を深めた。
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3月の一覧

2013年3月6日(水)付