給食通じた健全育成を 池田松川新センターしゅん工

 池田町から松川村の松川中学校敷地内に移転改築した池田松川学校給食センター(池田松川施設組合管理運営)のしゅん工式が6日、現地であった。両町村の関係者ら約100人が参加し、最新鋭の調理システムを整えた新施設の完成を祝い、給食を通じた子どもたちのさらなる健全育成を誓い合った。来月4月5日から稼働する。
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3月の一覧
ようやく春の訪れ 白馬・小谷 フキノトウ芽吹く
 3月を迎えてもいまだ雪深い白馬、小谷両村だが、ここ数日のあたたかさで、日当たりの良い南向きの斜面などでは、雪の合間をぬって鮮やかな黄緑色のフキノトウが顔をのぞかせ、春の訪れを告げている。
 フキノトウは、雪どけを待たずに一番最初に楽しめる山菜で、独特のほろ苦さが好まれ、あえ物や天ぷらとして食卓にあがることが多い。
 地元の人によると、ことしは雪が多かったものの芽吹きはほぼ例年並みという。「ずっと白い景色ばかりだったから、ようやく春が来たかとうれしく思う。本格的に暖かくなる日ももうすぐだね」とうれしそうに話していた。
針花で卒業祝おう 児童育てたサクラソウ 白馬南小
 白馬村の白馬南小学校は、卒業式に児童が育てた鉢花で6年生の卒業を祝おうと、サクラソウなど春の鉢花を育てている。同村と姉妹提携を結んでいる静岡県河津町からも、南小が河津東小学校とスキーや修学旅行で相互交流を続けているのが縁で、同町の特産の鉢花が毎年寄贈されている。真心のこもった多数の鉢植えがすくすくと育ち、少しずつ花もつけ始め、卒業式の出番を待っている。
 いまだ厳しい寒さが続く同村だが、花が置かれている教室は青やピンク、紫など色とりどりに華やいで、いち早く春の到来を感じさせている。卒業式には6年生児童のための花道を作り、児童へのはなむけにしたいとしている。
北ア望むコースを周回 池田クロカン大会 体力づくりと記録会
 池田町体育協会陸上クラブとIKEDAカモシカクラブは3日、第5回「クラフトパーククロスカントリー大会」を、あづみ野池田クラフトパークで開いた。近づく春の訪れを待つ公園内で、アルプスを背に自らの記録に挑んだ。
町内の小中学生など大北・安曇野各地から約100人が参加。コースは公園内に設定された一周850bで、創造館や美術館周辺を巡る起伏に富んだ周回コース。小学生2周、中学生4周、一般8周を周回。選手はギャラリーの声援を受けながら、北アルプスと田園風景を望むコースを駆け抜けた。
運動不足解消と親睦 常盤卓球・ソフトバレー大会
 大町市の常盤公民館は3日、同公民館講堂と大町南小体育館で常盤卓球・ソフトバレーボール大会を開いた。
約60人の参加者が、外で体を動かす機会の減る冬に、スポーツに汗を流す1日を、親睦を兼ねて楽しんだ。
 公民館講堂で行われた卓球では、仁科台中学の卓球部や、地元常盤の卓球クラブなどから15人がエントリー。ボールがはじける音が場内にひびき、白熱したラリーが展開された。ソフトバレーは南小体育館で、市内各地区から7つのクラブが参戦。「ナイスプレー」などと掛け声をかけながら和気あいあいと交流していた。

2013年3月7日(木)付