農家の手伝いで親睦 小谷観光連援農ツアー初企画
 小谷村観光連盟はこのほど初企画の援農ボランティアツアー「快汗!猫の手援農隊」を実施した。(社)全国農協観光協会と連携し、都会などから希望者を募り、高齢化が進み、労働力の確保が難しくなっている、農家の仕事を無償で引き受けるツアーの一環。今回村で行われたツアーでは、都市圏を中心に多数の援農者が参加し、石坂地区の農園で特産品原料のサルナシ、ヤマブドウの収穫の手助けを行った。
 村は森林資源を活用した山岳果実の活用に積極的で、地元農家の協力で栽培を手がけているが、農家の高齢化・人手不足、負担の軽減が深刻な課題という。参加者は農園でたわわに実った果樹を手作業でもぎとる作業と、収穫した実を山菜加工場で仕分け、加工する作業を手伝った。
奉仕活動で庭木剪定 北ア広域シルバー人材松川

 北アルプス広域シルバー人材センター松川地区は30日、恒例の奉仕活動を村内公共施設で行った。60人を超えるメンバーが参加し、村福祉施設のゆうあい館と松香荘の庭木剪定(せんてい)や周辺の草刈りなどに汗を流した。
 奉仕活動は、地域貢献や会員拡大を目的に平成11年から実施している。雑草が茂っていた場所も2時間ほどで片付くなど参加者たちは手を休めることなく黙々と作業を進めていた。


写生で家族の絆深める 白馬ギャラリーぶらんしぇ作品展

 白馬村八方の「ギャラリー八方ぶらんしぇ」は27日まで、白馬村振興公社が主催した「いこいの杜家族写生大会」の作品展を開いている。
 写生大会は絵に親しみ描くことの楽しさを感じてもらいながら家族のコミュニケーションをはかろうと、村内や村出身者の家族を対象に毎年開催。ことしは87人の参加があった。同村在住の山岳画家・山里寿男さんが指導、審査にあたった。
 作品は入賞作品をはじめ、参加者の全作品約80点を展示。山里さんによると「いずれも家族の絆とあたたかさを感じさせる作品ばかりで、甲乙つけがたい出来栄え」という。ギャラリーは入場無料。毎週火・水曜休館。問い合わせは千葉さんTEL090・7097・0437。
甘い香りリンゴ風呂楽しむ 大町南小児童ふれあいプラザで

 大町市常盤の三世代交流施設・ふれあいプラザに併設の入浴施設で4日、今が旬のリンゴを浴槽に浮かべた、リンゴ風呂が行われた。教育課程研究協議会のため、授業が休みの、大町南小学校児童クラブの児童ら18人が、甘い香りいっぱいのリンゴ風呂を楽しんだ。
 リンゴは同地区内上一の生産農家が好意で寄贈した「つがる」など約70個。10人の男子児童が、指導員から手渡されたリンゴを手に浴室に入り、きれいに洗ってから湯船にドボンと投入。真っ赤なリンゴを両腕に抱えたり、香りを嗅ぐなどして、入浴タイムを堪能した。
大町の野菜うどんでPR 県料理コン仁中3年本選へ
 大町市の仁科台中学校生徒3人は「第6回長野の野菜はおいしいよコンテスト」に応募し、本選出場10組の中に選ばれた。地元産の野菜のおいしさを伝えようと、5日に長野市で行われる本選に臨む。
 出場するのは3年4組の小林斗夢君(15)、降旗滉貴君(14)、古畑伊織君(15)。総合的な学習の時間で「地域に恩返し」をテーマに学ぶ中、大町産の野菜をPRしたいと出場を決め、試作を重ねて応募。約110の応募の中から書類選考を突破し、本選出場を決めた。
 出品するオリジナルメニュー「仁中色とりどりうどん」は、トマト、カボチャ、シソを手打ちのうどんに練りこんだ3色の麺に、キュウリやパプリカ、鶏ささみを具にした冷やしうどん。鮮やかな色合いが食欲をそそる。
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10月の一覧
初期消火の対応学ぶ 大町市防火管理者協 事業所対象に研修会

 大町市防火管理者協議会は1日、会員事業所を対象にした初期消火の実務研修会を、市文化会館駐車場で開いた。18事業所から22人が参加し、消火器や消火栓を使った実践的な訓練を通じて、災害に備えた。
 参加者は北アルプス広域大町消防署の署員を講師に、日ごろ使い慣れない消火設備の使い方や通報の手順などを確認。「油火災を水で消火すると、火が拡大して危険」など注意を受けながら、消火器のノズルを燃え盛る炎に向け、消火剤を噴射していた。

2013年10月5日(土)付