親子で幼稚園探索 大町すくすく広場が交流
 大町市大町公民館の親子講座、すくすく広場はこのほど、「〜幼稚園ってどんなとこ?〜」と題し、大町幼稚園(早川民次園長)探索を行った。約20組の未就園児親子が園児との交流、歌の発表などを聞いて楽しんだ。
 幼児教育無償化に向けての動きが始まる中、入園をひかえた親子に選択肢の幅を広げてもらおうと、今年初めて実施。徒歩で幼稚園に向かった親子らは、園に到着するとすぐに砂場などで遊び、園庭を元気に走り回る年上の園児らに刺激され、未就園児らも楽しげな様子だった。
自然・歴史・文化にふれる オタリンクが初の村内巡り
 小谷村の若者有志でつくる「OTARI-nk(オタリンク)」(宮嶋浩司会長)はこのほど、同会初の活動として「おたり村内巡り」を実施した。バスで地域の名所旧跡を巡り、見学を通して自分たちの地域を良く知り、郷土愛を持ってもらう機会とした。
 初のイベントには会員や子どもたちなど約20人が参加。村の最北部に位置する大網集落、深原、石坂集落を巡り、自然・歴史・生活文化の一端にふれた。
 見学地では山里に刻まれた深い歴史と、多様な文化・自然が、時を超えて参加者にさまざまなことを語りかけた。石坂地区では明治44年に発生した日本三大崩落の一つに数えられる、稗田山崩落の災害の恐ろしさを目の当たりにして、防災意識を高めるとともに後世に語り継ぐ大切さを再確認していた。
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11月の一覧
完成祝い三代が渡り初め=@白馬と小谷結ぶ「栂池パノラマ橋」
 白馬村落倉と小谷村栂池を結ぶ県道千国北城線栂池バイパス「栂池パノラマ橋」で16日、開通式が開かれた。三代の地域住民らによる渡り初めで、観光振興の要所となる、新たな道路の末長い安全を願った。
 式典では県や両村、地元の関係者ら集まった約120人が神事やくす玉割りなどで橋の完成を祝った。白馬村の白河淳男さんと長女、孫夫婦三代が宮司に続いて、真新しい橋を渡った。
 白河さんは「橋から見た風景はとてもきれいだった。孫夫婦と一緒に渡り初めができ、うれしい」と話した。
 道路はスキーシーズンなど観光の最盛期に、狭い幅員と急こう配のため、事故や渋滞などを引き起こしていた県道をう回するルートとして整備された。
芋煮会で地域交流 松川村の「自然保育季楽」

 松川村西原の「安曇の空の下自然保育季楽」(山田季美予園長)でこのほど、恒例の芋煮会が行われた。村内外から30人以上の親子が参加して自然の恵みに感謝しながら、晩秋のひとときを過ごした。
 ことしで3年目を迎える季楽は、同地区の森や里山を拠点に、地域の人たちとの交流を基盤とした自然保育に取り組んでいる。
農業や地元食材に親しむ 白馬 アグリスクール閉校式
 白馬村の白馬地場産推進会がつくる「アグリスクール」はこのほど、役場で本年度の閉校式を行った。春から栽培したコンニャクイモと大豆を使って、保護者は手作りこんにゃく、子どもたちは豆たたきを体験。手作り料理を味わいながら、交流を深めた。
 豆たたきはブルーシートを敷き、さや入り大豆を棒でたたいて豆を取り出した。シートの上に次々と現れる豆に興味津々の様子だった。さやや小枝をふるいにかけ、選別された大豆に「手間がかかって大変」と農業の大変さを感じていた。

2013年11月21日(木)付