2015年１月10日付

2015年１月10日(土)付

大町クラブ全国出場　９人制バレー男女ことしも

　大町市を中心に近隣の選手で構成する９人制バレーボールの「大町クラブ｣男子･女子両チームは、１月に関西で開く全日本総合選手権に再び県代表でアベック出場する。選手たちは８日､市役所を表敬訪問し健闘を誓った。
　総合選手権は全国の実業団・クラブの社会人チームが集う９人制最高峰の大会。県予選で男子は４年、女子は３年連続で優勝し出場権を手にした。

地域の強み生かし発展を　本紙主催200人出席し賀詞交歓会

　大糸タイムス社主催の平成27年第33回新春賀詞交歓会は９日、大町市大町温泉郷の黒部観光ホテルで開いた。大北地域の官民各界から約２００人が出席。「地方創生元年」の年、地域固有の強みを生かした大北の発展に取り組むことを誓い合った。
　会場には、大北５市町村や県現地機関の幹部、地元選出の国県会議員、地域の経済団体や企業など、官民の代表者らがそろい、年始のあいさつを交わした。国が「地方創生」を打ち出す中で、地域経済の再生や神城断層地震からの復興、地域高規格道路着工への願いなど、経済・政治などさまざまな分野で話題が飛び交った。

訓練生かしスキー大会支援　白馬村と自衛隊が協定

　白馬村と陸上自衛隊松本駐屯地は９日、村内で開催されるスキー大会での協力に関する協定を同駐屯地で結んだ。全国規模の大会成功に向け、隊員延べ７０５人が技能や組織力を生かして、コース整備や大会運営など支援活動に携わる。
　同駐屯地はスポーツを通じて地域貢献を図る自衛隊の任務の一環として、約20年前から毎年、村と協定を結んでいる。雪国で円滑に行動できるようスキーを取り入れ、重量物を背負っての滑走など訓練を行っており、成果を支援活動でも発揮する。

復興願い込め〝まゆ玉〟　小谷ひまわりの会村に寄贈

　小谷村の女性有志でつくる「ひまわりの会」は7日、小正月の縁起物・まゆ玉を作り、ＪＲ南小谷駅と村役場に寄贈した。新年を迎え、本格的な震災復興事業が進む中、1日も早い復興への願いを込め、華やかに飾り付けた。
　まゆ玉は米の粉に食紅で色を付けて形を作る小正月の縁起物。かつて養蚕が盛んだった時代、蚕がより多くのまゆを作ってくれるようにと、米の粉をまゆの形に見立てて形づくり、ミズキの枝に飾り付ける。

新春におみくじ付き本　松川図書館で特別企画

　松川村図書館で19日まで、新春の初企画「年の始めの運だめし！おみくじ付き本の貸し出し」が行われている。おみくじ付き本は、タイトルなど分からないよう包装し、内容に関するキーワードのみが記されている。中に入っているおみくじを返却時に持参すると景品がもらえる。興味をかきたてる新年にふさわしい特別企画だ。
　おみくじ付きの本は、実用書や小説など一般向け50冊、絵本など子ども向け１００冊を用意。館内の特設コーナーに並んでいる。
　一般向けには「おみくじ」、子ども向けには当たりかハズレの「くじ」が入っている。

八坂小･中12日まで　大町　いーずらで市内学校展

　大町市教育委員会が同市仁科町のギャラリー・い～ずらで開いている市内学校展は12日まで、八坂小学校と八坂中学校の児童・生徒による絵画や書き初めなどを展示中。工作や裁縫作品、手書き新聞など見ごたえある作品が並んだ。
　修学旅行や将来の職業をつづった英語レポート、歴史上の人物や国などについてまとめた社会化新聞や地域のお年寄りとの交流を発表した作品などじっくり読みたい展示も多彩にそろった。

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