2016年1月8日(金)付

小谷保育園で「七草給食」 1年の無病息災の願い込める

 1月7日は「七草」。小谷村の小谷保育園では、1年の無病息災の願いを込めた「七草給食」が提供された。園児が7種類の野菜の入った七草がゆならぬ七草みそ汁≠ナ、古くから伝わる日本の伝統的食文化を堪能した。
 この日提供されたのは春の代表的な七草を含む、地場産の青物野菜7種類が入ったみそ汁。園児は保育士から春の七草の由来を聞き「良い匂いがするね」「優しくておいしい味だね」とおいしそうに味わっていた。
消防出初め式 初の生中継 大町市ケーブルテレビ

 大町市ケーブルテレビは、10日に開催される市消防出初め式の市中パレードと分列行進を初めて生中継する。市民の関心を引く番組づくりの一環で実施。放送時間は午後零時半ころから40分程度を予定している。
 パレード・分列行進が行われる市街地中央通りの商工会館付近にカメラを設置。行進参加者の表情など捉え、ケーブルテレビ加入世帯にリアルタイムで映し出す。カメラマンや中継技術スタッフ、送出担当ら4人体制で実施する。
暖冬で積雪少なく 小谷フキノトウ顔を出す

 全国でも有数の豪雪地の小谷村は、昨年の大雪とは一転してことしは暖冬となり、1月に入っても積雪が少ない状況が続いている。日当たりの良い南向きの斜面などでは、鮮やかな黄緑色のフキノトウがひょっこりと顔をのぞかせ、例年より早い春の訪れが住民を驚かせている。
「ちびっこ棋士」新春の一手 大町アルプス囲碁村教室で初打ち

 大町市のアルプス囲碁村推進協議会こども教室の「初打ち」が5日、東町の囲碁村会館で開かれた。集まった約20人の「ちびっこ棋士」は、日本棋院大町支部の段位者を相手に、頭を悩ませ新春の一手を指していた。
 碁盤を前に、子どもたちの真剣な表情が広がった。講師のアドバイスを受け、局面に応じた有効な一手を学んでいった。
新たな決意胸に登校 大北地域小中学校で始業式ピーク

 大北地域の小中学校で7日、3学期の始業式がピークを迎えた。児童・生徒たちが気持ちを新たに登校。友との再会を喜び、1年のまとめとなる学期をスタートさせた。


大町北小学校
 大町市立大町北小学校(コ原嗣久校長)では、386人の全校児童が体育館に集まり、始業式を行った。 5年生10人の学校運営委員が2学期を振り返り、3学期の学校生活をより良いものにするための決意を発表。コ原校長は児童たちに新年のあいさつを伝え「51日間の短い3学期、決意を胸に刻んで頑張って。新たな心の扉を開けるカギを見つけてほしい」と呼びかけた。


池田小学校

 池田町の池田小学校(山崎晃校長、児童226人)の始業式では、1年生と5年生の児童代表4人が、3学期の決意を作文で発表した。「持久走で1番になりたい」「児童会活動を頑張りたい」「プラス思考になる」など、それぞれの目標や決意を述べた。
 山崎校長がオリンピックイヤーにちなみ、同町出身のオリンピック選手の活躍ぶりを紹介した。「努力して困難に打ち勝つ、チャレンジする人でありたい。小さな目当てを積み重ねることが大事」と伝えた。全員で校歌を斉唱し、元気な歌声を響かせた。
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