2016年10月16日(土)付

ライチョウサミット開催 保全活動へ意識新た 大町市

 絶滅が危惧されているニホンライチョウの保護や山岳環境保全を考えるライチョウサミット「第17回ライチョウ会議長野大会」が15日と16日、大町市内で開かれている。今後のライチョウ保護に向けた取り組みの大会宣言「大町宣言」やパネルディスカッションでライチョウ飼育繁殖の現状や生態系などについて知識を深め、官民一体となった今後の保全活動へ意識を新たにしている。
自転車登坂8コースそろう 小谷 お披露目試走会

 小谷村と小谷サイクルツーリズム協議会が進めていた自転車登坂コース「小谷ヒルクライムコース」の道標整備が進み、この秋に8コースが出そろった。15日と16日には新コースの土倉コルチナ、深山遊園コースでお披露目試走会が開かれ、愛好者が銀輪にまたがり秋の小谷を満喫した。
どんぐりで工芸作品作り 白馬 木流川と親しむ秋の観察会

 白馬村と同村の有志で作る「木流川と親しむ会」による恒例の秋の観察会がこのほど、同川周辺で行われた。小さな子どもの親子や地元小学生など多数が参加して、散策や工芸作品(クラフト)作り、焼き芋を楽しんだ。
日本の綿自社栽培で身近に 近藤紡績所 園児も摘み取り

 大町市常盤の近藤紡績所大町工場(塩原規広工場長・従業員約150人)は、廉価な海外製品に押される日本製の綿製品を、地域の人や若い人にもっと身近に感じてもらうきっかけにしようと、寒冷地である自社敷地内でのワタの栽培に取り組んでいる。花開いた綿花の摘み取りを13日、近隣のあすなろ保育園の年長児35人とともに行った。
差別のない明るい地域に 大町南小で人権考える集い

 大町市と市教育委員会は12日、大町南小学校体育館で「人権を考える市民の集い」を開いた。同校の3年生以上の児童と、保護者を含めた一般参加者などが代表児童の意見発表や講演を聞き、差別のない明るい地域を目指す学びの場とした。
 盲導犬ユーザーと支援者の会「長野県ハーネスの会」会長で松本視覚障害者福祉協会会長の前野弘美さんを講師に「目の見えない人と盲導犬〜目の見えない人の生活と盲導犬について〜」と題した講演が行われた。
三世代が腕を競い交流 第3回大糸タイムス杯囲碁大会

 アルプス囲碁村推進協議会(宮尾永会長)、日本棋院大町支部(海川徳治支部長)、大糸タイムス社は15日、第3回大糸タイムス杯三世代交流囲碁級位者囲碁大会を大町市東町のアルプス囲碁村会館で開いた。園児から80代まで、幅広い世代が腕を競い交流した。
 棋力別に組を分け、上級に10人、中級に9人、ポン抜きに5人が参加。子どもと大人が入り混じって対局した。
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