2017年1月18日(水)付

寒い冬「温度差」で輝く街 大町駅前で全国初 イルミネーション設置

 ストーブと電飾で身も心も温まり、電気代はただ―。厳寒の冷気とまきストーブの熱の温度差を利用して輝くイルミネーションが16日夜、大町市のJR信濃大町駅北側の駅前広場公園に登場した。全国初の試みで、最強寒波の襲来に凍える日本列島に、エコでホットな話題を呼びそう。
 やっかいな冬の寒さや雪を逆利用しようと、温度差発電研究に取り組む市が設置した。半導体の表裏に温度が違う物が触れると発電する仕組みで、最大12ボルト・135ワットを生みLED3000球をともす。燃料には松くい虫被害で伐採したアカマツを使うエコへのこだわりも。
雪の小谷楽しんで 高森町の児童がスキー体験

 小谷村青少年育成会(松澤義和会長)とスポーツを通じて交流している、下伊那郡高森町子ども会育成会(清水越郎会長)の小学4年生から6年生までの児童28人がこのほど、スキー交流会で同村を訪れた。スキー場の豊富な積雪の中で、スキーや雪遊びに親しんだ。
 雪不足が心配されたが、当日は断続的に雪が降り続き、子どもたちは小谷の大雪に驚いていた。
「伸びよう伸ばそう青少年」 松川村で村民運動推進大会

 第35回松川村青少年育成村民運動推進大会(松川村青少年育成村民会議・松川村主催)が14日、すずの音ホールで開かれた。教育関係者など約200人が集い、「伸びよう伸ばそう青少年」をテーマに、健全な青少年育成への地域あげての取り組みに向けて、一致団結した。
おんべに一年の願い託す 白馬町活性化推進委がどんど焼き

 白馬村の白馬町活性化推進委員会は14日、小正月行事「どんど焼き」をウイング21特設会場で開いた。村内最大級の大きさの約18bのおんべを囲み、迫力満点の炎を見上げながら、国内外から訪れた人たちが今年一年の無病息災、五穀豊穣などの願いを託した。
 地域住民の一年の健康を願うとともに国際観光地・白馬を訪れる外国人を伝統行事でもてなそうと、毎年実施。スキー場と日本の文化が体験できるとあって人気が高く、今年も開催を知った外国人観光客らが多数来場した。
繭玉作りや正月遊び 松川の安曇野ちひろ公園

 松川村の安曇野ちひろ公園の体験交流館で14日、小正月にちなんだ繭玉作りが開かれた。親子連れなどが参加し、伝統行事に親しんだ。
 サポート隊が五穀豊穣や家内安全を祈願する繭玉の由来について説明し、作り方を指導した。米粉に砂糖を混ぜたものにお湯を入れ、こねてから蒸した。赤・青・黄色の食紅を自由に使って、思い思いの形を作った。野菜や花の色や形を再現したものや、自由な発想で作ったユニークなものが次々と出来上がり、大振りのヤナギの枝に飾られた。
愛好者集い腕競う 伝統の北ア囲碁・将棋大会 大町

 大町市の大町公民館は15日、北アルプス囲碁・将棋大会の新春大会をサン・アルプス大町で開いた。市内や中信各地から愛好者たち約40人が集まり、伝統の大会で腕を競った。園児や小学生など子どもから、ベテランの大人まで幅広い層が参加。級位者と有段者のブロックに分かれ、囲碁はスイス形式、将棋はリーグ戦と上位者による決勝トーナメントで対局した。
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