2017年3月19日(日)付

大北小学校卒業式ピーク 大町東 歌で感謝の気持ち披露

 大北地域の小学校で18日、卒業式の開催がピークを迎えた。保護者や地域住民が見守るなか、卒業生たちが真新しい中学校の制服に身を包み、新たな生活への期待と6年間の思い出を胸に学びやを巣立った。
 大町市の大町東小(山田晃校長)では6年生43人(男子22人、女子21人)が卒業した。音楽に力を入れる学校の伝統にならって、児童たちが合唱を披露。全校でそろった最後の歌声を響かせた。在校生が歌を通じて卒業を祝福し、卒業生が感謝の気持ちを伝えた
“アート”おもてなし小皿 北アルプス 国際芸術祭 児童生徒と愛好者作品展示

 大町市内で6月4日に開幕する北アルプス国際芸術祭食プロジェクトの一環として、市内の小中学生と陶芸愛好団体が協力し制作した約2000枚の「おもてなし小皿」が、JR信濃大町駅前の空き店舗内に飾られた。愛好者が成形した直径12aの小皿に児童生徒がおもいおもいに絵付けした“アート”がずらりと並んだ。展示は26日まで。
 作品展示は26日まで連日午前10時から午後5時まで。プロジェクト参加の問い合わせは実行委事務局(市まちづくり交流課)0261-23-5500まで。
信金に鮮やかな「花々」 白馬植物画教室の作品

 白馬村の松本信用金庫白馬支店で4月28日まで、同村和田野在住の津野隆之さんと、津野さんの指導する植物画教室で学んでいる受講者の作品を集めたロビー展が開かれている。これからの季節に先がけて、春から秋にかけて白馬に咲く花々をモチーフにした、色鮮やかな作品が、訪れる人の目をひいている。
 ロビー展は月曜日から金曜日の午前10時から午後3時まで。問い合わせは同店0261-72-3790。
歌などで別れを惜しむ こまくさ幼稚園 卒園式

 卒園式シーズンを迎え、大町市の3つの幼稚園で17日、卒園式が行われた。六九町のこまくさ幼稚園(原幸一理事長)では、同園内で第57回卒園式が開かれ、男児10人、女児12人の計22人が巣立ちの時を迎えた。保護者や教諭の見守る中、堂々と卒園証書を受け取った。
 卒園児たちは拍手に迎えられ一人ずつ入場。名前を言って席に着いた。年中児が2月に手作りした和紙染めの証書入れに入れられた卒業証書を、梶川康子同園園長が一人ずつに手渡した。年少、年中児に見送られ、別れの言葉や卒園の歌などで別れのときを惜しんだ。
「卵見つけたよ!」 大町幼稚園でイースター

 大町市東町の信濃キリスト教学園大町幼稚園(早川民治園長)は15日、同園内で一足早く「イースター」を行った。礼拝と、イースターの卵を探す「イースターエッグ探し」で祝った。
 イースターはイエス・キリストの復活を祝うキリスト教の重要なお祭り。本来は春分の日後の最初の満月の次の日曜日を指し、ことしは4月16日。同園では、小さな子どもたちにもしっかり参加してほしいと、毎年、年度最後の週に実施している。
御利益の矢奪い合う 穂高神社 春告げる奉射祭

 安曇野市の穂高神社(穂光雄宮司)で17日、安曇野に春の訪れを告げる「奉射(おびしゃ)祭」が開かれた。古儀にのっとり神職が放った矢や大的には御利益があるとされ、大勢の参拝者が手を伸ばして奪い合った。
 神楽殿前に直径約1・6bの大的がつるされた。拝殿内で神事が厳かに執り行われる中、参拝者は矢が射られるのを今か今かと待ちわびた。神職は、まず東北と東南に矢を射って四方の魔を払った後、拝殿から約13b先の大的を狙って12本の矢を次々に放った。
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