2017年3月23日(木)付

スポーツ生観戦し元気に 大町市老連 新事業で健康増進

 大町市老人クラブ連合会(内川三郎会長)は新年度、新たな健康増進事業として、スポーツの生観戦を取り入れる。松本平広域運動公園球技場アルウィンを訪れ、同市がホームタウンの一つになっているサッカーJ2松本山雅の試合を観戦する計画をたてた。山雅ファンで埋まるスタジアムの一体感や熱気を体感しファンとともに歓声をあげる。非日常の体験やストレス発散を通じて健康維持や生きがいづくりにつなげる狙いだ。
 市老連は4月5日から、先着20人で山雅観戦の希望者を募る。参加費は交通費や観戦チケットなど含め1人5500円。問い合わせは市福祉課内の市老連事務局рO261-22-0420まで。
成果まとめ新年度へ 白馬高校運営協議会が会合

 白馬村の白馬高校の運営に携わる地域・保護者・学校などでつくる同校運営協議会(会長=白戸洋松本大学教授)は21日、本年度最終となる第4回会合を開き、県内初の高校コミュニティースクールとして取り組んできた1年間の成果を振り返り、来年度の経営方針を審議した。
 国際観光科を開講し新たにスタートした平成28年度は、「環境」のフィールドワークや「観光」のおもてなし講座などの体験型授業、インターナショナルスクールBSTとの交流や国体への協力など、1年から3年生までがそれぞれに特徴的な授業や活動を展開。14日には実践発表会を行い、取り組みを共有した。
 卒業生は有名私立大学を含めて62%が進学。37%の就職も、観光関係の地元企業など、人材を輩出した。
地域伝統の味にふれる 小谷保で「食育の日」給食

 小谷村の小谷村保育園(山田圭佐美園長)でこのほど、本年度最後の「食育の日」給食が実施された。年中園児が育てた寒干し大根の煮物や、干葉(ひば)のかす汁、手作りこんにゃくの伝統食が提供され、園児が昔ながらの地域の食文化にふれた。
 寒干し大根作りを体験した年長園児は、園の軒先であめ色に変わっていく大根をひときわ熱心に観察し、食育の日を楽しみにしていた。干葉は大根菜や野沢菜を天日干しした保存食で、栄養士が食べる前に調理前の干葉と寒干し大根を園児に見せ、出来上がるまでの説明も行った。
会員47人の意欲作 松川村美術会が作品展

 松川村の美術愛好家らによる村美術会(宮田耕治会長)は26日まで、第4回度松川村美術展をすずの音ホールで開いている。絵画、彫刻、工芸、写真4部門の会員47人の意欲作100点以上を一堂に展示する。
 ナイトミュージアムを22日午後5時から8時まで、ギャラリートークを23、24日の午後4時から開く。入場無料。開館時間は午前9時〜午後5時(最終日は4時)。会員も募集中。
 問い合わせは中山さんрO261-62-0328まで。
新園舎でバイキング給食 あすなろ保育園完成

 建設中だった大町市常盤清水のあすなろ保育園(中條薫園長・園児129人)の新園舎が17日、完成した。仮設園舎からの引っ越しを終え22日には、真新しいおゆうぎ室でバイキング給食がにぎやかに開かれた。
 年長から年少までの91人が参加。異なる年齢で5〜6人の班をつくり、テーブルを囲み会食した。おでんやおにぎり、サラダ、エビフライ、唐揚げ、ジャムを挟んだコッペパンサンド、スパゲティ、イチゴなど16品の中から好みのメニューを取り分けてもらい、ごちそうに舌鼓を打った。
和紙で手作り実用品 大町図書館おりがみ教室

 大町市の大町図書館が定期的に児童書コーナーで開く「おりがみ教室」でこのほど、和紙を使った「ティッシュケース作り」が行われた。お雛(ひな)様や梅の花などの春らしいモチーフをあしらい、実用品を手作りした。
 この日は10人ほどが参加。両面色が違う25a角の和紙を使い、ポケットティッシュを持ち歩くためのケースを作った。小さなお雛様も重ねた和紙で折り、思い思いに飾り付けた。参加者たちは細かな作業に悪戦苦闘しながらも楽しんでいた。
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