2017年3月25日(土)付

大町の「顔」に太田芽衣さん 第22代レディース決定

 大町市の「顔」として観光を中心にPR活動を展開する第22代観光キャンペーン「大町レディース」に、くろよんロイヤルホテル勤務の太田芽衣さんが決まった。認定証授与式が24日、大町商工会議所で行われ、太田さんは「大町の魅力を全国、世界に発信できるよう頑張りたい」と抱負を語った。任期は平成29年4月1日から2年間。
新生活に胸膨らませ 白馬、小谷村両保で卒園式

 白馬村と小谷村の保育園で24日、平成28年度の卒園式が開かれ、卒園児が4月からの小学校生活に期待を膨らませながら思い出深い保育所を巣立った。
 このうち白馬村のしろうま保育園(太田昭子園長)では46人の園児が卒園を迎えた。保護者や職員らのあたたかいまなざしに見守られて、式に臨んだ。
 担任保育士が卒園児一人一人の名前を呼び、下川正剛村長が「おめでとう」の言葉とともに卒園証書を授与した。卒園児は大きな声で「ありがとうございます」の感謝の言葉を述べ、卒園証書を誇らしげに両手に持ちながら、花道を歩いた。
山林内の公共施設監視に協力 中信森林管理署と小谷村が協定

 林野庁中部森林管理局中信森林管理署(中野亨署長)と小谷村は24日、国有林等に隣接する公共施設の確認に関する協定を交わした。林道や村道、水源地などの公共施設について、森林管理署の業務遂行時に異常を発見した場合に速やかに村に報告し、防災につなぐ。
 村の面積2万6791fのうち、7132fを占める国有林を管理し、さらに民有林内の地滑り・治山事業地3か所を管轄。森林官や白馬治山事務所、姫川治山事務所の職員で管理している。
 林道・村道などは村の管轄だが、広い村内で集落より上部の監視は職員だけでは限界がある。頻繁に現場を訪れる管理署との協定によって、道路の異常や地滑りや土石流などの兆候を村もいち早く察知し、防災対応に当たることができる。
新園舎で卒園式 大町市常盤あすなろ保育園

 大町市内の保育園で24日、卒園式が行われた。常盤清水のあすなろ保育園(中條薫園長)では、完成したばかりのおゆうぎ室で開かれ、男児20人、女児15人の計35人の卒園児が、たくさんの思い出を胸に園舎を巣立った。
 拍手に迎えられた卒園児たちは、堂々とお辞儀をして入場。中條園長から保育証書を受け取った。1輪の花に感謝の言葉を添えて母親に手渡し、担任保育士が保護者からのメッセージを読み上げた。
 同園は本年度、年度初めから仮設園舎での保育を行ってきた。新園舎へは17日に引っ越しを済ませたばかり。中條園長は「新しい園舎で練習できたのはほんの少し。きょうが一番立派にできました。そんなみんなだから学校へ行っても大丈夫。いつも心に太陽を! 元気に1年生になってください」と言葉を贈った。
大町のまちづくり考える 中心市街地有志が企画 県幹部交え散策と懇談

 大町市の中心市街地を会場に24日、「まちあるき&まちづくり懇談会」が開かれた。まちづくりに思いを抱く有志が任意の会合として企画し、県建設部の幹部や市、商議所など、まちづくりにかかわる約30人が参加。歴史的建造物の町家や空き家・空き地などを有効活用して、街に回遊性をつくりにぎわいを取り戻すなど、さまざまな知恵を出し合った。
 第1部「まちあるき」では、わちがい、塩の道ちょうじや、市野屋商店、麻倉など点在する歴史的建造物を巡った。第2部「まちづくり懇談会」では、県建設技監の油井均さんが「これからのまちづくりを考える」と題して話題提供した。
芸術祭控えおもてなし向上 大町 アルピコタクシー社員研修

 大町市内で6月に開幕する「北アルプス国際芸術祭」を控え、地域の企業や団体など、市民の間でもおもてなし°C運が盛り上がっている。アルピコタクシー大町支社(薄井浩章市社長)は21日と22日、外部講師を招いた接客研修と、助産師などによるマタニティー研修を開いた。芸術祭での利用者増を視野に接客マナーの向上を目指し、約30人の乗務員全員が受講した。
 初日は、社員教育などを行う「コミュニケーション・シーズ」(上田市菅平高原)の杉本文江代表を講師に、接客マナー研修を開いた。経営理念や規定マニュアルに沿った接客対応や基本動作に加え、第一印象の大切さや客に背を向けての会話が多くなるドライバーならではの発声や、笑顔やあいさつのマナーも学んだ。4人ごとに班を作り客の立場を体験したり接客を客観的に見るロールプレイングも行った。
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