2017年3月31日(金)付

大北にまもなく春観光到来 アルペンルート4月15日開通 トロリーバス運行準備

 大北地域にもまもなく春の観光シーズンが到来する。立山黒部アルペンルートの開通を4月15日に控え、関西電力黒四管理事務所は30日、大町市平野口の同事務所運輸課分室で点検整備を終えたトロリーバスを扇沢駅に運んだ。
 整備工場がある同分室では、昨シーズンの終了とともに運び込まれた8車両を、運輸課の整備士や運転手約30人が一冬かけて点検整備した。
不審者から身を守って! 千葉の事件受け 大町署が池田で児童教室

 千葉県我孫子市で起きた女児死体遺棄事件を受けて、大町署は30日、池田町の会染児童センターで児童連れ去り被害防止教室を開いた。春休みでセンターを利用している小学生約20人に、不審者から自分の身を守る方法を覚えてもらった。
 生活安全課、池田町交番、防犯協会から5人が訪れた。講話では、帽子を深々とかぶりサングラスとマスクで顔を隠した署員を登場させたが、「捕まえるとこういう格好は少ない。悪い人は普通の人に紛れている」と教えた。簡単な護身術も指導し、「ランドセルをつかまれたら、中に大事な物が入っていてもその場に置いて全速で逃げて」と呼び掛けた。
チューブで運動不足解消 「わさびの会」本年度最終回 小谷村

 小谷村地域包括支援センターと、同村のNPO法人・安心生活支援「こごみ」による介護予防事業「わさびの会」の本年度最後の活動が、村内全域の公民館を巡回して行われた。今月はこれまでの活動を振り返りながら、手軽にできる運動で冬の間の運動不足解消を図った。
池田・松川に拠点施設完成 地域介護・福祉空間整備事業で

 池田町滝沢と松川村東松川南区で、国の地域介護・福祉空間整備事業を活用した集落拠点施設が完成し、26日、式典がそれぞれで開かれた。介護予防と地域の支え合いの拠点施設として、住民が集う場となる。
がんばりやさんで調理 大町西小児童クラブと交流

 大町市の大町地区社会福祉協議会(柳澤英幸会長)はこのほど、障がい者交流事業で、同市の「共同作業所がんばりやさん」(NPO法人北アルプスの風、神谷典成理事長)での調理体験を実施した。春休み中の大町西小児童クラブの子どもたちが参加。3年生以上の6人が、名店街のパン工房や上仲町の作業所で、クッキーや焼きそばパンなどの調理パン、ピザ作りを行った。
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