2017年4月7日(金)付

春の交通安全運動始まる 大北地区で合同出発式

 春の全国交通安全運動が6日、始まった。初日は「大北地区安全・安心合同出発式」が大町市文化会館駐車場で行われ、関係機関が期間中の交通安全啓発活動に向けて意思統一し、パトロールに出発した。運動は15日まで。
囲碁のまち大町でタイトル戦 十段戦五番勝負第3局 井山十段と余七段対局

 囲碁7大タイトルの一つに数えられる第55期十段戦五番勝負の第3局が6日、日本棋院が全国で唯一「囲碁村」に認める大町市で行われた。同市平の「くろよんロイヤルホテル」を会場に、連覇がかかる井山裕太十段と挑戦者の余正麒七段が対局した。ホテル内に設けられた大盤解説会場には多くのファンが詰めかけ、「囲碁村」で繰り広げられるタイトル戦を固唾かたずをのみ見守った。
常識外の競技協力で実現 白馬五竜でカヤッククロス初開催

 白馬村の白馬五竜スキー場でこのほど、カヤックでゲレンデを滑り降りるカヤッククロスの大会「Kayak-X(カヤックロス)Japan Open 2017」が開かれた。日本で例の無い“常識外”の競技が各分野の協力で白馬で初開催され、熱い視線が集まった。
雪中酒通年販売目指す 栂池高原スキー場で貯蔵作業

 小谷村の栂池高原スキー場で5日、日本酒をゲレンデの雪の下で熟成させる「氷雪熟成酒」を埋める作業が行われた。昨年は雪不足のため、2年ぶりの実施。ことしは新たな試みとして通常の「無濾ろ過生原酒」に加え「無濾過生詰め原酒」も埋め、雪で貯蔵する酒の通年販売化を目指す。
山火事は、まず起こさない 大北地域で予防パレード

 大北地域の平成29年「春の山火事予防パレード」が6日、大町市、池田町、松川村で行われた。1年で最も林野火災が多い時期に住民の防火意識を高めようと、県、北アルプス広域消防本部、中信森林管理署、市町村などが連携。ことしは特に、県消防防災ヘリコプターが墜落事故で失われる中、山火事を起こさない啓発に力を注ぐ。
春告げる「黄色」 小谷フクジュソウ開花

 小谷村の各所で春の到来を告げるフクジュソウが次々に開花し、広がりを見せている。雪深い村内の住民らは「ようやく本格的な春が来た」と笑顔で話している。
 フクジュソウはキンポウゲ科の多年草で、直径約3aの光沢のある黄色い花を付ける。野生のものは落葉樹林下の斜面などに自生している。このうち小谷村塩坂地区では、国道脇に群生地があり、地域の人たちによって大切に見守られている。
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