2017年4月13日(木)付

地域と歩み20年 節目祝う 松川ちひろ美術館記念式典

 開館20周年を迎える松川村の安曇野ちひろ美術館と、開館40周年を迎える東京都の「ちひろ美術館・東京」の節目を祝う記念式典は12日、村多目的交流センターすずの音ホールなどで開いた。関係者約160人が出席し、地域との結びつきを大切に歩んできた美術館開館の節目を祝った。
 美術館は、絵本画家・いわさきちひろが願っていた子どもの幸せと平和や絵本文化の発展の理念を掲げ、1977年にちひろが暮らした東京都練馬区に「ちひろ美術館・東京」、20年後の1997年4月に同村西原に「安曇野ちひろ美術館」がオープンした。
スキー場開業の遅れ響く 今シーズン 入り込み白馬は前年比減、小谷は維持

 白馬村と小谷村は12日までに、2016―17シーズンの主となる3月末・4月上旬までの村内スキー場の入り込み状況をまとめた。シーズン当初の雪不足で開業が遅れた影響が、シーズン全体の入り込みに大きく響いた。HAKUBAVALLEYの共通ゲートを導入した初年度ながら、スキー場や宿ごとの格差は依然大きく残った。
地場産キハダ材魅力語る 生産組合小谷小で贈呈式

 小谷村の「小谷村キハダ生産組合」(小林純男組合長)は、小谷小学校(松尾修校長、児童数121人)に、キハダ材で作った学習机と新聞閲覧台を寄贈した。12日に、全校児童を前に贈呈式が行われ、ぬくもりと真心を感じる地場産材の有効活用で、児童のふるさとを思う気持ちの高まりに期待を込めた。
釈迦誕生祝い花まつり 大町の長性院 震災犠牲者供養も

 大町市南原町の長性院(藤井俊道住職)でこのほど、釈迦の誕生を祝う恒例の「花まつり」が開かれた。近隣住民など78人が集まり、僧侶の読経に合わせて自らの心が清らかになることを願い、誕生仏に甘茶を注いだ。法要後は合唱や落語も楽しんだ。
大町署 連れ去りから身を守れ 千葉の事件受け防犯教室
生活安全課 高木文子係長 「子どもに悲しい思いさせない」


  千葉県で発生した小学生の連れ去り事件などを受け、大町署は11日、市児童センターで防犯教室を開いた。同署生活安全課生活安全係長の高木文子さんが「子どもたちに悲しい思いはさせない」と、不審者に遭遇した場合の対処法など自身を守る術を子どもたちやセンター職員に教えた。
芸術祭向け菜食カレー 美麻 青空屋台が発案エコ弁当に

 大町市内で6月に開幕する「北アルプス国際芸術祭」を控え、地域の企業や団体など、市民の間でも“おもてなし”の気運が盛り上がっている。
 美麻地区の飲食店「青空屋台」が提供する、動物性食材を一切使わず作る厳格な菜食主義「ヴィーガン」に対応するオリジナルカレーが、温められるエコな弁当「magic-bento」として6月、売り出される。眺めのいい場所などで弁当を広げ、食と大町の思い出作りに役立てて欲しいと発案された。
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