2017年9月2日(土)付

多彩なジャンル芸術集う 木崎湖畔 世界的ダンサーがWS

 「信濃の国原始感覚美術祭2017」が1日から3日間の日程で、木崎湖畔の信濃公堂をメイン会場に始まった。8年目を迎える今年は、水が始まる地「みのくち」をテーマに、美術や踊り、音楽、食と国内外のさまざまなジャンルのアーティストが集い、総合芸術祭を創り上げる。
 初日は、世界的なフランス人ダンサーのジャン・サスポータスさん(ドイツ在住)のワークショップが行われた。約20人が参加し、既存ダンスの形にとらわれないコンテンポラリーを中心に世界で活躍するジャンさんの身体づくりを体感した。
12回目の全国ジュニアへ 松川響岳太鼓が県大会優勝

 松川村の信濃国松川響岳太鼓子供会は、第20回日本太鼓ジュニアコンクール(平成30年3月25日、石川県金沢市)への出場を決めた。「血湧き、肉躍る」を合言葉に力強い演奏を披露し、2年ぶり12回目となる全国への切符を手にした。
被災時列車の対応伝える 防災の日 JR労組が小谷小児童に

 「防災の日」に合わせ、JR東日本労働組合長野地方本部は1日、小谷村の小谷小学校児童と鉄道の防災について考える取り組みを実施した。災害時でも安全に対応できる鉄道運行を目指し、駅からの避難経路や被災時の列車の対応を地域の子どもたちに伝え、ともに防災について考えた。
地域貢献に感謝長寿祝う 白馬村 70歳以上招き敬老会

 敬老シーズンの9月に入り、白馬村では1日、「第31回白馬村敬老会」がウイング21で開かれた。例年は村内の75歳以上のお年寄りを招き開いてきたが、ことしから対象年齢を70歳以上に引き下げて実施。例年を上回る300人余りの参加があり、多年にわたり地域や社会の発展に貢献してきたお年寄りたちに感謝するとともに、健康長寿を願った。
伝統歌舞を継承 小谷村 大網古宮神社で例大祭

 小谷村大網地区の大網古宮神社でこのほど、例大祭が開かれた。高齢化が進む集落で、地域に伝わる貴重な伝統芸能を継承していこうと、住民一体となって取り組み、祭りを盛り上げた。
 同神社は諏訪大社の祭神である建御名方命の生誕地であると伝承されており、古くから伝承されてきた芸能が数多く残されている。宵祭りでは子どもたちが五穀豊穣を願って踊る「狂拍子」や勇壮な獅子舞や姫川太鼓の演奏、三番叟、大江戸萬歳などが披露された。
WSで林業や木材理解 大町の山仕事創造舎「森のまつり」 木工、馬搬の実演など盛況

 大町市の林業事業体「山仕事創造舎」はこのほど、第3回「森のまつり」を同市八坂三原の林で開いた。天候にも恵まれて、親子連れなど約600人が来場し、交流を楽しみながら林業や木材への理解を深めた。
 ことし初開催の木工バイキングをはじめ数々のワークショップが用意され、来場者が思い思いのいすや鉛筆、小道具などを作り上げていた。恒例の木登り体験や露店も盛況で、会場は活気があふれていた。
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