2017年9月16日(土)付

労苦に感謝し長寿祝う 大町市長 100歳迎えるお年寄り訪問

 大町市の牛越徹市長は15日、「敬老の日」に向けて、市内で本年度100歳を迎えるお年寄りを敬老祝賀訪問した。郷土発展のため尽力してきたこれまでの労苦に感謝し長寿を祝った。
緊張の情勢下不戦の誓い 小谷で戦没者開拓者追悼式

 小谷村の戦没者・満州開拓犠牲者追悼式が15日、おたり開発総合センター多目的ホールで開かれた。北朝鮮からミサイルが発射されるなど身近な平和が脅かされている国際情勢の中で、改めて不戦の誓いを語り継ぐことを確かめた。
 遺族や村関係者、村議ら来賓約50人が出席。先の大戦で命を落とした240余柱の戦没者や開拓者たちの冥福を黙とうで祈り、霊前に菊の花を捧げた。
障害者の支援担い30年 池田安曇養護で記念式典

 池田町の安曇養護学校で15日、開校30周年記念式典が開かれた。児童・生徒や保護者、歴代の校長、地域住民ら約400人が参加し、障害がある地域の子どもたちの教育や支援を担ってきた学校の節目を祝った。
 式典は学校やPTAなどでつくる実行委員会が主催。生徒が書いた「心 AZUMI 30th」の文字をプリントしたトートバッグが、PTAから学校に記念品として贈られた。初代校長の小平信夫さんらが祝辞を述べ、花を添えた。
仲良くふれあい遊び 小谷保育園未就園児と交流会

 小谷村の小谷保育園でこのほど、来年度入園を希望する3、4歳児とその保護者を対象とした「未就園児との交流会」が実施された。在園児とふれあい遊びを通し、園生活の一端を体験した。
 未就園児は在園児と水遊びや園の遊具を使っての遊びを体験。水遊びでは、色水でスライムを作ったり、ままごとなどでいっしょに遊んだ。歳の近いきょうだいがいる家庭も多く、園の雰囲気にすぐに慣れ、異年齢の子どもたちと仲良く遊ぶ様子が見られた。
生活の想いキルトに込めて 池田の展望美術館全国公募から66点展示

 池田町の北アルプス展望美術館(町立美術館)は、「安曇野キルト公募展2017」を10月22日まで開いている。全国公募の中から選ばれ、生活から生まれてくる想いなどをキルトにつづったオリジナリティーあふれる秀作66点を展示する。
 古希や娘の結婚記念、家族への感謝の気持ちや大切な思い出、制作の喜びなど、それぞれのテーマで制作。コットンやシルク、古着や振り袖、金糸やビーズなど、さまざまな素材を用いて、異なる技法で丹念に縫い上げた見応えのある作品ばかりが並ぶ。
踊りや民謡で長寿祝う 池田町高瀬荘で敬老会

 池田町五丁目の特別養護老人ホーム高瀬荘(山岸信子所長)は13日、第41回敬老祭を開いた。地域住民や利用者の家族らも詰め掛け、100歳以上のお年寄りらに花を贈って長寿を祝った。
 ことしは施設利用者約90人のうち100歳以上が3人。104歳が最高齢だった。99歳の「白寿」や88歳の「米寿」、77歳の「喜寿」の利用者とともに祝福を受けた。
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