2017年9月17日(日)付

台風18号夜にも最接近か 大北地域稲刈りや果樹収穫急ぐ

 大型で非常に強い台風18号は17日深夜から18日未明にかけて、長野県に最も接近する見通しだ。長野地方気象台は大雨や強風による、土砂災害や農作物への被害などへの注意・警戒を呼び掛けている。「収穫の秋」を迎えている大北地域では16日、稲刈りや果樹の収穫を前倒して急ぐ姿が各地で見られ、「いつものように(台風の進路が)それてもらえれば」などと願う声も聞かれた。
トーンチャイムで心癒やす JA女性部神城支部 ミニデイで交流

 白馬村のJA大北女性部神城支部はこのほど、同地区在住の高齢者を対象とした「ミニデイサービス」を神城堀之内地区の高齢者支えあいセンターで開いた。高齢者の健康維持と地域におけるコミュニケーション向上を目的とした事業の一環。地区のシニアクラブを通じ参加を呼び掛け、多数が来場。栂池の女性有志らの音楽サークル「リンドン」のメンバーによる、トーンチャイムの演奏会で楽しいひとときを過ごした。
魅力ある大町へ移住を 爺ケ岳で「いなか暮らしセミナー」

 大町市定住促進協働会議はこのほど、北アルプス爺ケ岳の種池山荘で「いなか暮らし大町セミナー」を開いた。標高2450bの高所で、山が近く、気候が良いなど住みやすいなど魅力ある大町市への移住を考えてもらおうと、ことしで3回目の開催。東京都や神奈川県、岐阜県などから約20人が参加し、山の上で、大町市の魅力にふれた。
豊かに生きがいづくりを 大町市美麻敬 老会にお年寄り81人

 大町市のぽかぽかランド美麻で15日、美麻地区敬老会(実行委員会主催)が開かれた。地区内に住む75歳以上のお年寄り81人が参加し、盛大に長寿を祝った。
 高齢者を敬い、豊かな老後や生きがいづくりをと毎年開催し41回目。最高齢男女と節目の年齢の賀寿を迎えた人などに記念品が贈られ、みあさ保育園の幼児クラス11人によるおゆうぎや、41年間続く恒例の養老劇団のアトラクションなどを楽しんだ。
「ワイン祭り」で飲み比べ 池田で10月15日 地元産ブドウ 銘柄多彩

 第4回「信州池田町ワイン祭り」(実行委員会主催)が10月15日、あづみ野池田クラフトパークで開かれる。池田産ブドウで仕込んだ銘柄を中心に豊富なワインを用意。飲み放題や飲み比べを楽しめる。
 飲み放題はメーカー4社が提供する日本ワイン16銘柄。国内コンクールで受賞歴がある銘柄や池田ならではの「桑の実ワイン」など、多彩なワインがそろう。町内の酒蔵2社も日本酒を出品する。
イワナ調理し郷土学ぶ 美麻小中地元食材で実習

 大町市の美麻小中学校(野毅校長)の8年生11人がこのほど、地域のイワナを使って調理実習を行った。地元有志でイナワの養殖を行う美麻岩魚クラブ(和田一孝会長)の指導で、地元食材の魅力に触れ、その調理方法を学んだ。
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